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<基礎の戦略開発>⑥ 京都・大阪の中小企業専門コンサルティング会社3Lが解説: 実践-5 ”戦略開発” - 戦略を ”事業計画” に落とし込む

<九州・京都・大阪・関西・東京・全国対応>

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電話090-6650-9858

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前回までに具体的な戦略開発のステップと方法等について書きました。

 

今回は基礎の戦略開発の最終回として

作った戦略を実際の事業計画に落とし込む方法について書いてみたいと思います。

 

誤解の無い様に確認しますが、これらの記事はあくまで十分なリソースや経験のない中小企業様向けに書いていますのでそれをご了承ください。

 

事業計画とは何か?

 

事業計画と言うと何やら小難しいことの様に聞こえます。 確かに小難しく聞こえますし専門の知識がなければ作れないのではと思ってしまいます。

なので私の様なコンサルティング会社に作成を依頼する場合も多いと思います。

コンサルティング会社に依頼する場合は主に金融機関に融資を仰ぐことを目的にしている場合が多いと思います。

借入金や返済のプラン等確かに複雑です。

 

しかし事業計画を

 

戦略とそれに基づいたアクションの遂行の結果どの様に会社が伸長して行くかを見る表

 

と考えるとどうでしょうか?

 

誰かに見せるものではなく自分たちが今後進むべきスケジュールおよび計画書と考えると当然作れるはずですし、逆になければ不安でしょうがないはずです。

 

私の提案は事業計画を二つに分けましょうです。

 

  1. 一つは自分たちの計画と遂行のために
  2. 一つは金融機関から融資を得るために

 

です。

 

1の自分たちの為に作る計画を ”ビジネスプラン” と呼んではどうでしょうか? 

2は1が出来てから必要に応じて専門家やコンサルティング会社に任せても良いと思います。

 

ビジネスプランの建て方

 

基本的な考え

 

  1. 最低3年度分を作る (それ以上は現実性が乏しくなると覚悟する)
  2. ここでも Where  と How を入れこむ

 

となります。

 

1の最低3年分は

これは戦略などがほとんどの場合1年で終わるものではないからです。もちろん年によって選択し、重視する戦略は変更するのは問題ありませんが今年選択した戦略やそれに基づくアクションプランを翌年中止することは原則ありません。

5年、10年は? と言う疑問もあります。もちろん作っても構いませんが4年から先は具体的なWhere やHowが見えなくなりますし、戦略そのものの見直しもあることを考えておかなければなりません。

 

心持としては。。。。3年先までは必達。4年から先は3年間が上手く行ったとしたらこの様に進もうと言う目標

で構いません。 まずは3年間をきちんと精度高く作成することです。

 

2の ここでも Where と How とは?

 

1)まず選択した戦略とそのアクションプランで得られる部分について作ります。

 

前回使った戦略の例

売り上げの上位30%を占める5店の百貨店でスキンケアマシーンを導入する

を今回も使用します。

 

1年目 : 5店 売り上げはXXX円増加してOOO円となる

2年目 : 10店に。同じく売り上げ増加

3年目 : 15店に。同じく売り上げ増加

 

と言う計画を作ります。これは戦略は前提として正しくそれに則ったアクションを実施するのでこれを反映させるのはMUSTです。

 

それ以外の戦略についても同じく作ります。

 

2)そして、今回選択したいくつかの戦略の適用外のところについても同じく計算します。

 

  • その他のアクション : 新店の予定。クローズの予定。新製品発売の予定
  • ナチュラルグロース : 過去の伸長を3年間に市場の状況を鑑みて計算する

 

その結果

 

  1. 戦略として選択した部分にまつわるアクションから得られる数字
  2. その他の(重要な)アクションから得られる数字
  3. ナチュラルグロースの数字

 

の3つに区別されます。

 

この3つが Where  です。そしてその3つの中身が How ですね。

 

3のナチュラルグロースを私は ”ベース” と呼びます。

 

この3つのWhere に分けて数字を作ります。もちろんそれに関するコストもです。

 

ポイントは当然なのですが。。。。この3つのWhere を足すと会社の合計売上になるようにします。

 

1,2,3の各数字を足すと会社の合計になる。 3つのブロックを重ねるイメージです。

この考え方を Building Block  (ビルディングブロック) と呼びます。

 

整理すると 

 

 数字は 

 

  1. 選択した戦略(3つなら3つ。4つなら4つに小分け)
  2. その他の重要なアクション
  3. ベース

 

の3つのWhere に分けると言う事です。

 

そしてまた各1,2,3の中にも当然 Where と How が出てきます。 

必要に応じ必要な部分まで小分けします。担当部署で管理できる範囲ぐらいまでに分けると良いと思います。

 

ここまでやると良い副産物が生まれます。

会社と部署と個人の目標と戦略とアクションに一貫性がでるのです。

そして個人個人が会社への貢献度を目視できることになりモチベーションアップにつながります。

当然査定・評価の基準ががクリアになります。

 

トラッキング

 

上記のWhere に沿って社長も部長も課長も社員も毎月・毎年プログレスを追っていくことが重要です。

同じ見方で全員が数字を追うことが重要です。

 

会社としての進行状況は計画通りだが選択した戦略4つの中の2つに対して遅れが出ている。中身を見てみるとアクションプランAが足を引っ張っている。 等が毎月ベースで把握できるようにします。そしてすぐにアクションを取る。

 

この繰り返しで3年後に目標に到達することになります。

 

この様に

戦略を作ったのであれば必ずビジネスプランを作る必要があります。

これは融資を仰ぐための事業計画書とは別と考えても構いません。

 

そして毎月・毎年そのWhere (ブロック)毎にプログレスを確認し、必要に応じてHow (アクション)を加速化させたり、改良したりして行くことが大切です。

 

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