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”戦略経営”実践ビジネスコンサルティングの
ロング ラスティング ライン3L
が分かりやすく解説します
会社を経営していると社員と仲良くなりたいと思うものです。普通はですが。。。。
何故なら誰だって社員は可愛いし感謝している。そんな社員と仲良く共に生き生きと仕事をすること自体が社長自身にとっても楽しいし会社の成長には絶対に必要なものだからです。
どれくらいにの距離感が良いのか?
私のサラリーマン経験。社長・CEO経験。そしてコンサルティング会社としてクライアント様と接した経験からの結論です。
会社の規模によって使い分ける必要がある。規模によって違う
と言う事です。
社員3人の会社と1,000人の会社では社長の部下との距離は変えなければならないと言う事です。
小規模会社の場合
思えば、会社の規模がどんなに大きくなっても例えば課長の下にいる人数は5-10人程度が普通ではないでしょうか?
課長と課員の距離は近い方が結果が出やすいと言うのは私の経験です。
何故なら課員(社員)は一般的にいつも不安とストレスにさいなまれて仕事をしているのが普通だからです。
そしてそのストレスや不安を与えるのは課長。その人だからです。
当然仕事上言わなければならないことは言いますし、部下が失敗したら叱責して指導することは大切な職務です。もちろん良いところや良い結果を出した時には褒める。つまりRecognize(リコグナイズ)することが組織の生産性を高めるには絶対に必要です。
部下はいつも上司からどう思われているか不安で仕方がありません。上司にどの様に評価されているか知りたがっています。
それを伝えるためには距離は近くなければできません。
これはいつも飲みに行くとか食事を共にするとかと言う単純な事を言っているわけではありません。
一言で言うと
部下の事を理解してあげると言う事です。
部下の事を言うのは
- 部下の強味・弱み
- 部下の悩み
- 部下の現状
- 部下のストレス
- 部下の失敗
- 部下のプライベイトでの悩みや幸せ
等です。
自分のことを理解してくれている人には人は信頼感を置きます。その結果、仕事が辛くとも、困難であってもチャレンジして努力するわけです。
何故なら自分のことをよく理解してくれる上司は自分を正しく評価してくれると思うからです。
信頼できるからです。
つまり、この上司は自分の味方だと認識してもらう必要があると言う事です。
上司が敵になってしまってはどんな優秀な部下でも100%の力を発揮できません。
そしてその役目を小規模の会社の場合に社長が果たすべきです。
間に課長や部長がいたとしてもすぐ目の前にいる社長は部下から見れば距離の近い存在であり、直接の上司である課長や部長に対しての影響力を目の当たりにしているからです。
時々、社員が多くない小規模企業であるにもかかわらず社長たるもの一平社員の相手などする必要はないと考えている経営者の方がいらっしゃいますが、そんな会社は例外なく社員のモチベーションは低いものです。
結果生産性が落ちます。
大規模会社の社長は距離を置くべき
これは物理的に全社員と近い距離を保つことが出来ないと言う事もあります。
そこを無理して距離を詰めようとしても残念ですが部下から逆に煙たがられます。
これは嫌われろ
と言う意味ではなく、やはり企業が大きくなるとそのサイズの企業を作り上げた人、あるいは運営している人に対しては人は畏怖の念を抱きます。
それが尊敬となり、憧れとなり、つまるところ服従心となるからです。
そのサイズ(大きな組織)の社長はやるべきことは二つです。
- 部長・課長職の方に部下との距離がいつも適正な近さである様に指導すること。
- 自分の考えをVIDEO会議等を通じて定期的に全社員に発信することです。
1は今まで述べた様にそれが上手く行かなければ会社の生産性が落ちるからです。
2の時には、会社の置かれている困難やチャレンジしなければならない事項う等も隠さずに赤裸々に語りかけることが重要です。
カリスマが悩みを打ち明け、自分たちに努力するようにお願いしている
それを一社員まで定期的に届ける。それにより社長の事を理解する。
この距離感が適正です。
- 小規模会社の社長は部下を理解する。
- 大規模企業の社長は社員に自分の事を理解してもらう。
これが分かりやすい区別です。
それが出来る距離感が社長と社員との正しい距離感です。
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