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企業。特に飲食店にとって質の良い出来るバイトの確保は大変な作業である。
それは飲食店にとっては場合によっては死活問題につながる場合もあると言っても過言ではないかもわからない。
事実、コロナ禍においてはその収束時にバイトスタッフが十分に確保できないとの理由で営業時間を通常に戻せなかったり最悪のケースでは営業さえ出来なかったと言う話しも耳に入ってくる。
私のクライアントでもバイトの確保と質は絶え間ない大きな課題である。
これを解決することは飲食店成功の命題と言ってもよいかもわからない。
今回はバイトについて記事にしてみた。
飲食店におけるバイトにまつわる問題
さて、一言でバイトについての問題と言っても私がクライアントとビジネスをしていく中で気づいた限りいくつかの種類がある。
- 1. バイトの確保ができない
- 2. バイトの質が期待通りに行かない(櫃が低い)
- 3. バイトが長続きしない
今回から何回かに分けてそれぞれについての具体的な解決策の提案を試みる。
以下の順で5回に分けて解説していこうと思う。
- ⓵ バイトに期待することを明確にする
- ② バイトの仕事と作業を明確にする
- ③ バイトの適正な賃金を決定する
- ④ バイトを店の経営に巻き込む
- ⑤ バイトの採用方法を工夫する
まず、前段として問いかけたい。
バイトに何を期待しているのか?
飲食店の経営者・店長・責任者の方はバイトに何を期待しているのだろうか?あるいは何を期待すべきなのだろうか?
ここにクリアな回答を持つことがまず最初にすべきことであると考える。
人によって様々である。
- 配膳だけしてくれたらいい
- 食器を洗ってくれればよい
- 常駐のスタッフと同レベルの仕事をして欲しい
- 店の経営状況も理解し同じ危機感と真剣身を持ってほしい
私が知る限り店によって、また同じ店でも社長と店長。店長と社員スタッフの間でも統一されていないことが多い。
バイトに期待すること。
大げさに言えば組織作りの基本である”責任の範疇”と”仕事”。
これは必ず徹底しなければならない。
それが決まっていない。意思統一ができていなければ。。。。質の高いバイトが出来上がることはあり得ない。そしてそれが長続きしない原因になり、採用が困難になる原因にもなるのである。
つまり、それが明確であれば、生産性が上がり、確保も容易になり、長続きする。というのが私の考えである。
実際に自分で会社を経営し、店舗運営もやり、バイトも雇っての経験からも自信を持って言える。
何も明確ではない。。。。これではバイト君はたまったものではない。
- 自分は単に小遣い稼ぎで空いた時間に言われたことだけしてればよいと思っていたのに、あれこれ言われて。。。。やってられるか!
- 社長はこれを覚えろっていうけれども店長は覚えなくてよいと言う。どうしたら良いのか???
- そんなこと教えてもらっていないのに突然ブチ切れられても。。。。
- そこまでやるって聞いてなかったよ。
- えっ? あの先輩バイトさんがやっているあれを私にもやれって?無理無理。そこまでする気はない。
まずはバイトに期待することをクリアにすること。
これが何をおいてもやらなければならないことである。
それでは次回から上記のアジェンダに沿って5回に分けて解説する。
関連記事
バイトスタッフにまつわる問題を解決する ー ⓵ 前段
https://longlastingline.com/info/6841.html
バイトスタッフにまつわる問題を解決する ー ② バイトに期待することを明確にする
https://longlastingline.com/info/6848.html
バイトスタッフにまつわる問題を解決する ー ⓷ バイトの ”仕事” と ”作業” を明確にする
https://longlastingline.com/info/6858.html
バイトスタッフにまつわる問題を解決する ー ⓸ バイトの適正な賃金を決定する
https://longlastingline.com/info/6865.html
バイトスタッフにまつわる問題を解決する ー ⓹ バイトを店の経営に巻き込む
https://longlastingline.com/info/6872.html
バイトスタッフにまつわる問題を解決する ー ⑥ バイトの採用方法を工夫する
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