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京都・大阪・関西・東京のコンサルティング会社3Lが解説<経営戦略・事業継承>:2代目・3代目の会社経営

― 戦略開発から実践プラン作成・実行支援まで ー

<九州・京都・大阪・関西・名古屋・東京・全国対応>

”戦略経営”実践ビジネスコンサルティングの 

ロング ラスティング ライン3L

が分かりやすく解説します

https://longlastingline.com/

 

クライアント様の中にはお父様・お母様から会社を引き継いだ。引き継ぐことになったと言う事でコンサルティング契約を希望される方が案外多くいらっしゃいます。

 

皆様、我々が想像する以上の緊張感とプレッシャーをお持ちの様です。

 

幾つかの例を見てきた経験から、会社を引き継いだ際に気を付けた方が良いことや2代目・3代目ならではの悩みの中での上手い会社運営の方法について思うところを記事にしてみます。

 

一番重要こと

 

それは、先代のやり方や先代と共にお仕事をされてきた社員を否定しない

と言う事です。

 

当たり前のように聞こえます。また否定などしていないと思いがちです。

でも実際は知らず知らずのうちに否定してしまっているのです。

 

新しいことを導入する・始める。これは即ち否定していることになるのです。

 

一般的に引き継いだ方はまだお若い場合が多いです。30代、40代。20代の方もいらっしゃいます。

責任感とやる気。そして結果を出さなければと言う強い気持ちで次々と先代とは違うやり方をやりたくなるものです。それも今の時代にフィットさせるために急いでやろうと焦ります。

 

いつも言います。

 

急いではダメだ

と。

 

それが正しいことであっても。会社の為であっても。

 

考えてみてください。社員も先代から同時に引き継いだわけです。多くの場合、貴方より年上、社歴が長い、そして知識と経験が豊富な社員が多くいるものです。番頭格の人は貴方にとっては目の上のたん瘤です。

 

その彼ら・彼女から見ると貴方は”小僧”であり”小娘”なのです。

 

今ままでやって来なかったことをやれと命じられた社員は自分達の今までを否定されていると感じます。

 

”自分たちのやり方がまずかった。未熟だったと言うのだな”

 

と必ず思います。逆の立場なら貴方もそう感じるはずです。

 

仕方がありません。変化を望むことは即ち実際否定していることなのですから。

 

それを見ている先代も口ではお前の好きなようにやりなさいと言いますが、心は穏やかではないはずです。

 

では、どうやればよいのでしょうか?

 

一言で言うと、

 

先代のやり方を踏襲した上で少し新しいことをやると言う姿勢

 

を社員や先代に見せることです。少なくともしばらくの期間は。

 

先代は今までの何十年間で立派な結果を残されたわけです。

一緒にそれを成し遂げた社員も含めて成功者であるのです。

 

それを君に銘じなければなりません。

 

”そのやり方をさらに発展させるために少し手を加えたい”

 

と言うスタイルで徐々に変化を進めます。

 

結果が出るまで我慢

 

そのやり方で、少し変化をさせて実施して結果を出すことです。

 

それにより社員や先代は貴方を認めてくれます。

 

小さなことでも良いのです。

手書きをエクセルに変える。エクセルの使い方を講義してあげる。。。。その程度も最初は良いのです。むしろその程度から始める方が良いかもわかりません。

 

そして次は少し大きめの変化。また更に大き目の変化と言う具合に。

 

”徐々に”がキーワードです。

 

もちろん、引き継いだ事情や会社の状態によっては変化を起こすために引き継いだと皆が認めており、変化を期待している場合はこのスピードを少し早めます。

 

多くの場合変化を期待されていても、今手を打たなければ会社が危ない等の場合以外は急な変化は良い結果を生み出しません。

 

 

社員からの高い評価を期待しないこと。先代の社員への干渉は当然の事とあきらめること

 

誰だって、高く評価されたいものです。

先代が長い付き合いの社員等に

”せがれが変な事を始めた”

”困ってんだ”

の様なことを言うことがあります。

 

引き継いだ方としては絶対に避けて欲しいことです。 邪魔でしかありませんから。

 

でも、それは仕方のないことです。

 

自分の方法で(先に書いた様に急がずに)結果を出すことで自ずと社員からの評価が高まりますし、先代が何を言おうが結果さえ出せば貴方の評価は公平にされるはずです。

 

それまでは我慢。我慢です。

 

よく考えればこれは先代から会社を引き継いだ2代目、3代目の場合に限らず、企業に外部から入って来た新社長や途中入社の社員の場合でも同じです。

 

 

先代から引き継ぐ前に十分に経営層としてその会社で働いて実績がある場合

 

この場合は一見すでに信頼を得ているので急激な変化を起こしても社員は納得して付いて来てくれるだろうと思いがちです。

 

実際はやはり違います。

 

企業の社長と言うのは、全く違う世界です。

 

課長と部長。部長と専務。この距離の何倍も専務や副社長と社長の距離と立場は違います。

 

社員の見る目や期待も違います。

やはりこの場合でも急激な変化は避けた方が無難です。

 

少なくとも、引き継いで1年は社長業の中身と会社の中身。そして社員の気持ちを知ることに専念することが成功への、そして変化を起こす上で一番重要だと思います。

 

自分で起業する場合と大きな違いです。

 

自分で起業した場合は社員が自分の分身です。

先代から引き継いだ場合は社員は当面の間は先代の分身だと肝に銘じてください。

 

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