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今回の新型コロナ（COVID-19)でにわかに注目を集めた企業におけるリモートワークについて思うところの４回目です。

 

前回までのまとめとして

 

私自身の経験として営業職としてのリモートワークは大変効率的でかつ効果的であった。

しかしながら他の職務に従事する方についてはまだまだ課題がある。

もちろんリモートワークを効果的におこな為にはインフラ整理も必要と言うこと。

 

そして、、、、

 

今回のリモートワークは企業の成長戦略として取り入れた制度ではなくCOVID-19から社員を守るためにそれらの課題を取り合えず無視して　”仕方なく”　取り入れた制度であると言う事です。

 

と言うところまでした。

 

それでは、今回の緊急事態宣言の解除を受けて現在リモートワークを取り入れている企業が取るべき正しい次の対応とはどう言うものでしょうか？　どうすれば良いのでしょうか？

 

やはり一旦リモートワークを解除すると言う事でしょうか？タイミングは企業によって様々ですが。。。

 

一部の企業ではこれを機にリモートワークでも差支えがさほど無かったことからリモートワーク継続と言う決定を下した会社もあるようです。　個人的には大変良いことだと思います。

 

またある大企業では社員の健康を守るために当面リモートワーク継続と言うところもあります。これは企業としては本意では無いのかもしれませんが、社員の健康の為と言う目的の為に実施されるのであろうと思います。社員にとっては大変すばらしい会社であると言えます。

 

しかしながらそこまでできない企業はやはり一旦解除すると言うのが多く普通ではないでしょうか？

 

その際の疑問あるいは恐怖は、、

 

まだ完全終息したわけではないのに解除してもし社員や出入りの得意先の方々から感染者が出たらどうしようと言うものだと思います。

 

とは言っても何をどうすれば完全に防げるか分からない。また出社したからと言って１００％感染するとも限らない。　出社した方が会社の運営は上手く行く。

と言う事から勇気をもってそしてリスク覚悟でリモートワークを中断して出社命令を出すことになります。

 

法律的にはリモートワークをする義務は企業にはありません。

一方で社員の健康に留意する義務が経営側にはあります。

 

今回今の状況でリモートワークを解除することはその義務に違反あたるのでしょうか？

ある弁護士さんの見解ですが今のCOVID-19の事ではあたらないと言う事でした。

個人的に私もそう思います。

 

それでは社員から

• 最近体調不良なのでこのままリモートワークを続けさせてください
• 妊娠しているのでリモートワークを継続したいです。
• 持病があるので継続希望
• etc

 

等の要望が出てきたらどうしましょうか？

 

場合によってはCOVID-19から自分を守る＝他人を守るが何よりも優先されることでありそれをサポートしない企業は間違っているのではないかと言う議論にも発展しかねません。

 

その際の対処について思うところを次回書いてみます。

 

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