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評価制度導入時や運用中に良くいただくことの多い質問とその回答を皆様にシェアする3回目です。
数字で結果が出ない部署の仕事のクオリティーの評価の方法は?
正直これは大変困難な事です。と一見見えます。
解答は
クオリティーは評価する必要はありません
となります。
はっ??? どういうことなのか? と疑問をお持ちになられるかと思います。
理由をご説明します。
まず、クオリティーって何かよく考えてみて下さい。
- 仕事の内容が綺麗である
- 失敗が少なく、やり直しがない。
- 読みやすく見やすい様なレポートである
- きれで正しい言葉使いで得意先に対応している
- 説得力の高いプレゼンテーションを作成する
- 誰もが納得しやすい制度を作成した
- 云々
の様なことだと思います。
が、よく考えてみてください。
これはクオリティ―と言う問題ではなく、彼・彼女たちに課された業務の目標なのです。
つまり、
”成果は出したけどもクオリティーに改善の余地があるな”
は正しい表現ではないのです。
それが業務に必要なクオリティーであればそれをきちんと 期首の目標として設定しなければならないのです。
上記を評価対象として考えると下記になります
- 仕事の内容が綺麗である ———————————- 綺麗を具体的な事項に変更して目標を設定する
- 失敗が少なく、やり直しがない—————————– 失敗の数ややり直しの数を目標として設定する
- 読みやすく見やすい様なレポートである—————— そのレポートを受け取る人への5段階アンケートで目標を設定する
- きれで正しい言葉使いで得意先に対応している———- 得意先への5段階アンケートで目標を設定する
- 説得力の高いプレゼンテーションを作成する———— 説得できた数を目標とする(良いプレゼン=説得できるプレゼン)
- 誰もが納得しやすい制度を作成した———————– 影響を受ける社員へ5段階アンケートで目標を設定する
と考えると言う事です。
つまり、それが大事な事であれば数値化して評価しましょうと言う事です。
クリアにストレートに言うと最初の言葉になります。
クオリティーは評価の対象ではない。
成果の過程で成果を出すのに見合ったクオリティーが保たれているはずだ。
と言う事です。
なのでその過程であるクオリティー自体は評価する必要がありません。
十分なクオリティーがなければその成果にはなっていないと言う事です。
成果が出たのであればクオリティーを気にする必要はありませんとも言えます。
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