社長が考える社員のモチベーション：モチベーションを上げる方法 | 京都・大阪の中小企業コンサルティングなら3Lへ

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<人事制度・組織構築> 社長が考える社員のモチベーション：モチベーションを上げる方法

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社員のモチベーションってどうやって上げればいいのでしょうか？　会社は人。人のやる気＝モチベーションがまず高くないと生産性が上がるはずはありませんね。

モチベーションを高める際に社長が絶対に理解しておかなければならないのが

“社員が働く理由”です。

何故彼・彼女たちはこの会社で働くのだろう？　なんの為に働くのだろう？

シンプルな答えは“生活の為“と言うものでしょうか。　もしそれだけが理由であれば楽して高い給料を上げればよいのですがそうはなかなかいきません。また仮にそうしたところで会社の生産性は上がりません。せいぜいクビになりたくないから頑張ろうと思うぐらいです。

でも社長が期待しているのは自分と同じぐらいの強い意志をもってこの業務をやり遂げようと思う気持ち。会社を成長させることに社長の自分と同じ気持ちで取り組んで欲しいと言うことではないでしょうか？

当たり前のことかもわかりませんが、社員が働くのは

“幸せになりたいから”です。　

なんだか宗教っぽいですが実は真理です。

そこでよく考えなければならないのが、　

会社・社長の幸せと社員の幸せは往々にして合致していないと言うことです。

“会社が大きくなったら自分達にどんな幸せが待ってるの？”　

“そりゃ社長は嬉しいだろうけども私達は。。。。。しんどいだけ“。　

忙しくなって嬉しいのは社長だけです。社員は実はもっと落ち着いてゆっくりと働きたいと思っているものなのです。

この社員の問いに社長が明確に答えを示さなければ社員がモチベーション高く働き続けるのは無理です。

皆さんはそれに答えを持っていますか？

社員がその会社で働くことによって得たい幸せは3つあります。

①経済的により良い生活を送れること。

②この会社で働いていることにプライドを持てること。例えば家族や友人に自慢できること。名刺を出すときに心の中で”どんなもんだい“と自慢できること。

③家にいる時も会社で働いている時も、つまり公私ともに有意義な時間を送れること。身を粉にして神経を削って毎日を会社のためにだけ過ごさなくて良いこと。その職務でやっていることが絶えず充実していること。

社長が社員にこの３つを約束出来なければ社員が懸命に働くことは困難です。　

またこの3つを自分と社員に与えることが会社の存在意義なのではないでしょうか？

それらが頑張ると手に入ると言うことを社長が“理屈”で説明しなければなりません。

会社が大きくなったら、今はまだまだだけども、将来必ずこの３つを皆さんに約束する。

と言えなくてはだめです。　それも具体的に。

具体的に与えることができるものとして例としてこのような事が言えます。

①の“経済的により良い生活“には高い給与と言うことがもちろんあります。が、高い給料をもらえるポジションへの昇格・変更の可能性が十分ある組織作りと言うことも忘れてはなりません。少しリスキーですが高い給与で他社への転職が非常に有利になると言うことも一つです。

②の“プライド“。これは会社の規模・高い水準の給与・会社・ブランドの知名度・最適なワークタイムバランス。様々な立場の人が能力を発揮できる多様な環境（時短・産休・留学等・社内応募制度・社内アイデア公募制度など）であること。人に話した時に羨ましがられるほどの会社ということですね。

③の“有意義な時間”。やりたい職務・職責の存在とそこに配属される高い可能性。規模が大きくなり余裕ができたことでの増員によるさらなる職務の専門化や適正な勤務時間の達成。ポジションの追加による自分の能力を最大限に発揮できる場所の増加。十分な日数の休暇や高度な福利厚生等もそうですね。もちろん②の多様な組織環境もそれにあたります。

そして

この３つは会社が成長しないと手に入らないものだと思いませんか？　

そして会社の全ての活動＝アクションは（時にはネガティブなことも）全てこの3つの達成の為に行わなければならないと思います。

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