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基礎のマーケティング 流行る店作り : 通りのタイプ毎の消費者行動に見合ったアクション ー ② :  ”一番の大通から一筋入る通り“

ビジネス実践・経営コンサルティング 

ロング ラスティング ライン3L

が分かりやすく解説します

<九州・京都・大阪・関西・東京・全国対応>

 

二回目の今回はB)の銀座の中央通りや大阪の御堂筋の様な一番の通りほど道幅が大きくない通りについてです。

 

通りの4タイプ

A) 車道が広くその両側に歩道があり、人が頻繁に歩く街一番の大通り

B) 一番の大通りから一筋横に入る様な通り

C) さらに道幅が狭くなり、車も走るが特に歩道がなく人も車も同じところを歩く

D) ショッピングモール内

 

 

それでは

 

B) 一番の大通りから一筋横に入る様な通りについて

 

まだ真ん中を車道が走り、歩行者は道の片側の歩道のみを歩きます。

 

東京なら青山の骨董通りや銀座周辺の並木通り等。福岡で言うなら西通り。札幌ならすすきのあたりの南北に走る通り。 名古屋なら大津通りや錦通りから一筋入った通り。 大阪に関しては商店街の街なのであまり該当する人通りの多い通りは思いつきません。。。(南堀江のオレンジストリートや心斎橋筋は次回の3番目の種類のさらに狭くなる通りに該当します)

 

これらを想像してください。 人通りが多い繁華街だけども真ん中を車道が走る通りです。

 

通りの特徴

 

物販の店・飲食店等が軒を並べ会社のオフィス等は原則あまり見当たりません。 ビルはA)の一番の通り程高くなく行き交う車は通りすがりと言うよりもどこかの店やパーキングを目的とする割合が多くなります。

店はやはりビルのテナントとして入っている割合が多くなりますが、A)の一番の通りと違うのはテナント全てが飲食店や物販のショップで埋まっている場合も多いことです。

 

ファッション関連で有名な国内ブランドのショップやセレクトショップも多くあります

 

百貨店や海外の有名ブランドは原則あまり見当たりません。

店の看板やサインボードは数多くありますが、通りが狭くなる為雑然としたイメージに思えます。

 

一般的に家賃相場が比較的リーズナブルになることに加えて購買意欲の高い歩行者の率が高くなるので通常のビジネスであれば店を構える時の最有力の通りと言えます。ショッピングストリートと位置付けられます。

 

 

歩く人の特徴

 

明らかに買い物・飲食などの目的を持った人が多くなります。 

 

特にショッピングの目的等を決めていなくとも何か面白いものがないか探している人が多いのが特徴です。

特に物販店でのショッピング目的が高くなります。

飲食目的の人ももちろん多いですが飲食の場合次の3番目のさらに狭い通りに行くケースが多くなります。

 

― 目線は依然として遠くに

― 目線は依然高く

― 何気なくと言うよりも何かを見つけようと言う意識が強い

― その為、何の店なのかを興味を持って確認しながら歩きます

― 逆側の歩道脇の店についてはA)の大通よりも意識が高くなります。

  が依然自分の側に意識は集中しています。

― 通りの特徴により歩く人の特性がある程度決まって来ます。 

  何々するならこの通りと言う通りのキャラクターを歩行者も認識しています。

― 何かは別として“今日、お金を使おう“意識が強い人が多く集まります。

 

基本的なアクション

 

原則買い物や飲食目的で歩く人が多いので商売をするのには最適な通りと言えます。

理解しておかなければならないことは

 

 ① 通りにより特徴が明確になって来るので自社の店舗やブランドイメージと合わないと

   ビジネスにならない場合があること

 ② 通りの大きさと比較し店の数が増えるので店間での“認知”競争が激しくなる

 ③ 特に自社の競合となる店が多いので提供する商品・サービス以外にも

   他店との間での“認知”競争が激しくなる

 

事です。

 

基本的アクションの考え方

 

  • 歩行者を意識して狙って取りに行く
  • 次回やいつかではなく“今日”購入を獲得すること

 

を意識して行います。

 

アクション例

  • 看板やサインボードはAの通りと同じく高めに設置が原則で有利
  • さらに重要なことは歩行者は何の店か確認しながら歩くので店正面のファサード、ショーウインドウやサインボード・看板のコピーで何屋なのかを明確にすること
  • 店前や店外から見えるところでのスタッフによるパフォーマンスも有効
  • ドアは内側に開く様に店を作り常時オープンにしておく
  • 店内を詳しく見て(観察)入るかどうか決める歩行者が多いのでブランドと商品のイメージを最大限に伝えることが出来る店舗デザインにすることは非常に重要
  • 飲食でのれんを設置する場合も店内が見えるように工夫する
  • キャンペーンや限定品などの特別感をだすサービスは必ず店外から見えるように告知する
  • 行列が一番有効な通りであると認識する
  • 交差点付近・大通りからこの通りへの入り口付近は入店率が落ちることを意識してロケーションを選ぶ

 

 

何か面白いものがあればお金を使おうと思ってきている歩行者に

 

当店はXX屋ですと分かってもらうことを最低限とし、さらにその同種類の店の中でも

どういう特徴・イメージやサービスのある店なのかを店外から興味を持って眺めている人に効果的に伝えなければいけません

 

 

“貴方には今ここがベストです”

“こんなに面白い店・素敵な店です”

 

と訴える店であることです。

 

購入意欲を今日・今持っている歩行者に次回の来店や購入を期待するのでなく今日が勝負と言う意識でアクションすることです。

 

次回は3番目の

 

C) さらに道幅が狭くなり、車も走るが特に歩道がなく人も車も同じところを歩く

 

です。 

 

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mail: info@longlastingline.com

電話 : 09066509858

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