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ビジネスにおける選択に迷った時にスムーズに選択する為のコツの2回目です。
ビジネスで選択を効率よく行うためのコツ
- 人は選択の基準を3つしか持たないことを覚えておく
- Principle = プリンシプル(原理原則)を最初に固めておく
Principle = プリンシプル(原理原則)を最初に固めておく
について。
Principleと言う英語の言葉の解釈を今は忘れて日本語としての考え方についてお話しします。
あるプロジェクトなり仕事において
- これはやりたくない
- ここまでして売り上げを上げる必要はない
- 必ずこれが伴わなければならない
等の根底の決まりごとの事です。
例として分かりやすいものを幾つか列挙します。
- 健康を損なう商品は作らない
- 他社がすでに発売しているものと同じ便益を提供する物は取り扱わない
- 将来100社以上と取り引きできないものは開発しない
- コロナ禍で困っている人の助けにならないものはコロナ禍を利用して売らない
等です。
例えば、仮に飲料会社が今のトレンドを見て絶対に売れると言う飲み物の開発を検討したとしましょう。そのトレンドは糖分過多のものであり今健康被害が叫ばれている。
でも売れば必ず売れる。
この際に、プリンシプルが明確であれば1秒で議論は終わります。却下です。
アイデア開発者はともすれば最初のコツで書いた会社にとって得をもたらすからと言う理由で盲目的にその良さを売り込んで皆を説得しようとすることがあります。
これは誰もが陥る罠だと言っても良いかもわかりません。
が、このプリンシプルを改めて見てみるとそれはご法度なのが分かることがあります。
そう言う意味ではプリンシプルは法律と言っても良いかもわかりません。
どのレベルや範囲でプリンシプルは必要か
これは大切な命題です。
少なくとも会社としてプリンシプルは必ず必要です。
会社のホームページを見ているとミッションと言う形で同様のものを開発・公開されている企業も多くあります。
プリンシプルはほぼ同じとも言えますがもう少し細かな方が使い勝手が良いと思われます。
ミッションには通常やってはいけないことは書かれないからです。
一方プリンシプルはやってはいけないことが明文化されているか容易に理解できるものである必要があります。
その為、別途”社員が意思決定する時に利用できる”ことを目的として作成した方が良いと思います。
さらに、部単位・プロジェクト単位で作成していれば様々な所で効率化が飛躍的に図られます。
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