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経営コンサルタントのブログ <経営戦略・組織構築・リーダーシップ> 物事を決定する時の簡単なコツ ⓵ ”原理原則” が大切 : 京都の中小企業コンサルティング 3L が解説

京都の ”戦略&実践” 中小企業コンサルティング

ロング ラスティング ライン3L

https://longlastingline.com/

電話:090-6650-9858

メール:info@longlastingline.com

 

 

 

ビジネスをやっていると頻繁に何かを決定しなければならない局面に立たされます。

 

そしてそれはポジションが上がれば上がるほど頻度とインパクトの高い決定事項であることが普通です。

 

そんな局面に立った時に他のメンバーに考えやアイデアを積極的に出させそして効率的に結論に結び付ける非常に簡単な手法があります。

 

それを今回は記事にします。

 

それは

 

”原理原則”を徹底すると言う事です。

 

原理原則とは?

 

英語での戦略的思考の際の”Principle”と言う言葉で多用されているもの直訳です。

 

直訳なので少し意味が分かりずらいと思います。

 

そこで

 

”ルール”

 

と簡単に理解してみてはどうでしょうか?

 

その原理原則=ルールをどうやって物事の決定の際に使うのか?

 

ルールです。 簡単に考えましょう。

 

サッカーで新しいチーム戦略を作るときに、何をしても良いとなっては話しが進みませんし現実的ではありません。そこには自ずとルールが存在します。

 

見えているルール

 

  • 11人で行う
  • 手を使ってはいけない
  • オフサイドはダメ

等です。

 

見えないルール

 

  • 今いるメンバ―以外に新たに招集しない
  • 本番までの今からの3か月で完成・実行できるものとする
  • FWのXXXの負担が増えないものとする

 

等です。 この見えないルールは今から設定する新たなルールと言う事です。

 

実際にビジネスでの例として

 

新商品の販促計画を立てることになりました。この時に”さーみんな!売れるアイデアをどんどん出して”では烏合の衆になる可能性があります。

 

”そんなこと出来っこないだろう”

”それって営業部の大改革が必要じゃん”

”そんなお金ないだろう”

”それでは、他の自社商品の売り上げ落ちるよ”

 

 

みたいな話になったことはありませんか?

 

こんな時に ”原理原則” の出番です。

 

先ず原理原則を決めましょう。

 

原理原則

 

1)他事業部の負担は増やさない

2)現在の人員と取引先で実践できる

3)予算は1,000万以内とする

4)リターンは6か月以内で得られるものとする

5)他の自社商品の名前をキャンペーンには使わない。

6)同期間には1つのキャンペーンとする

7)キャンペーン期間は最低2週間。最高2か月とする

 

等です。

 

こう決めれば、自ずとアイデアの方向性が絞られてきます。そして、アイデアの数は増えるのです。

同時に結論に至るまでの時間が大幅に短縮され、後で出てくる質問や指摘に対して的確に迅速に対応できます。

 

良いことづくめです。

 

 

そして、議論を進めながらこの原理原則がおかしいとなれば変更するのです。

簡単に変更してはいけませんが。

 

その為先ず初めにこの原理原則をリーダーがある程度考えておき、それについてメンバーの同意・修正を促す話し合いを行う事でとても効率的な時間になり効果的なプランの採択にいたるのです。

 

是非、この原理原則=Principle を普段の仕事・会議で取り入れてみてください。 驚くほどの効果があることに気づくはずです。

 

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