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先日知り合いに頼まれてそのご子息に”マーケティング”について講義？する機会があった。
最近マーケティング、マーケティングと世間では大流行の様だ。
ところで マーケティング って何だろうか？
マーケティングとは？
ここで全くマーケティングの実務経験のない方に特に気を付けて頂きたいことがある。
それは、
”マーケティング” と 会社の ”マーケティング部” は違うという事だ。
マーケティングの定義。。。。そんなものはどうでも良いと思う。本や学者。ビジネスパーソン。経験者によってそれぞれ定義が異なるものだ。
ただ一つだけ共通して言えることが
モノやサービスを顧客に長く購入され・使用され続けてもらうためのこちら側の行為
と言う点だろう。
その行為に
何をどこまで入れるか
が人によって変わるのである。
その結果 定義が変わる場合がある。本当はみな同じことをいっているのだが具体論になると変わって来る場合が多い。
さて、定義や具体的活動が人によって変わる以上、
その人が作った会社組織のマーケティング”部”の職務内容や職責に違いがあるのは当然のことである。
企業を選ぶ時、その点を十分認識していないと期待していたのと違う仕事をする羽目になる。
ある会社はマーケティング部に
営業が属しているかもわからない
また違う会社はマーケティング部の仕事は
ツイッター（現在のX？）の更新だけかもわからない
TVCMが作りたくてマーケティング部に入ったのにCM自体は広告代理店に完全にお任せと言うことはよくあることだ。
はたまた仕事はリサーチばかりと言うこともある。
何故ならマーケティングとは
モノやサービスを顧客に長く購入され・使用され続けてもらうためのこちら側の行為
だからだ。
そのどの部分を自社でやるのか？
またそれをマーケティング部と呼ぶのか？
様々である。
マーケティングにあこがれている君
マーケティングの活動はとても広義で多岐にわたる。
私には経営自体をマーケティングと呼んでも違和感はないぐらいである。
故に
多くの本当に多くの活動の中のほんの極めて一部の活動だけに憧れている自分がいないか熟考・確認した方が良い。
そして、
マーケティングとはとても論理的であり科学的な行為である
ことも知っておいて欲しい。
センスだけでキャッチコピーや商品名を考えているわけではないのだ。
つまり、頭が良くないとなかなか大変な仕事であるという事だ。
アーティストではない。ビジネスなのである。
大ヒットの裏には綿密に計算された論理と科学があることを知っておいて欲しい。
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