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ブランディングと言う言葉をよく聞く。
私の認識不足でなければだが、この言葉が一般的になったのはここ10-15年くらいではないのだろうか?
SNSの普及がマックスにまで達し、そこで様々な企業活動を行う事がマーケティングと言う認識になりだした頃からだと認識している。
一体、ブランディングとはなんだ?
ネットで検索してみた。 多くのコンサルティング会社やウイキペディアの言葉を引用してみる
- 企業などが自社製品や自社のブランドを形成するために行うさまざまなコミュニケーション活動
- ターゲットに対して企業の価値やイメージを高く認知してもらうために行う取り組み
- ブランディング、またはブランドマネジメント (英: branding, brand management) は、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略。
だそうだ。
また、ブランディングとマーケティングは違うと言う解説もある。
あまり言葉遊びをせずに私の認識を言うと
ブランディングとは
”私はだれ?”
を決めることだと理解している。その後に続く活動は全てマーケティング活動の一環である
となる。
と、まーこれも言葉遊びだと言えるが。
簡潔に実務で使えるように言うと
ブランディングとは
その商品やサービスの ポジションのことである。
これを上記の様に”私はだれ?”と表現しているのである。
コンサルティングで新規の商品やサービスの展開のご相談を受けたときにまず、この”ブランディング”から始めるわけだ。
これは皆さん納得される。
ところが、いざ作業に入ると戸惑われる方が多い。
例えば、
蕎麦屋を始めたい。のクライアントに
”私はだれ?”
を作ろうと言うと
- 美味しい蕎麦屋
- 手打ちの蕎麦屋
- XXXで一番おいしい蕎麦屋
- OOOの蕎麦屋
- 新タイプの蕎麦屋
- 最高級の蕎麦屋
辺りで止まってしまう事が多い。
これは、とりもなおさず物やサービスが売れる。
すなわち購入される原理原則を理解していないからであると思っている。
お叱りを覚悟で言うと、上記の例は ”極めて普通なのだ”
残念だがその程度で客様はモノやサービスを購入してはくれない。
お客様は何故 あなたのそばを購入するのだろうか?
たまたまそこにそれしかなかったから。
はラッキーだ。運に頼るのはビジネスではないからこれは忘れることにしたい。
昔、”売れる店の理由をついに発見しました。それは人通りの多いところに店を出すことです!”と言った人がいたがそれは当たりまえだ。そこから先がビジネスの難しいところなのだ。
わざわざ あなたのそばを 何故食べるのか?
それは あなたのそばがXXXXだからである。
それが ”私はだれ?”
という事だ。
それがポジションを決めると言う言葉で表現される。
お客様があなたのそばを食べる理由をお客様に与える必要があるという事だ。
となると、
ブランディング。すなわち ”私はだれ?” は、
食べて欲しい人がそれを食べる理由を明確にすること。その明確にされたものがあなたの蕎麦屋のポジションである。
と言い換えられる。
そして、それが
他店と違うことがあればあなたのそばは世界にそこしかないので世界中の人があなたのそばを食べるのである
実際はそこに至るには様々な活動が必要ではあるのだが。
と言うことは、
そこに至るまでの様々な活動は全て ”私はだれ? 私はXXXXXXの蕎麦屋です”
が出来ていないと何も始まらないという事である。
XXXXの蕎麦屋
を、作ることこそが全ての始まりである。
そして、
それは世界であなたの蕎麦屋でしかないことが大切である。
話は少しそれるが、それが出来るだけ長期間に渡り、誰にも真似をされない様に工夫しておくことがとてもとても大切である。。。。。これはまた別の話しとして後日解説したい。
また、実は世界で一つしかない素晴らしいものを作っても世界中の人は来ないのである。困ったものだ。どうするか? これを考えるのがビジネスだ。これも後日解説したい。
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