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京都の経営コンサルタントのブログ <人事制度・昇格制度> 適材適所の為の”ジョブレベリング JL”と言う考え方 : 京都のコンサルティング 3L

中小企業に特化した 

京都の経営コンサルティング

ロング ラスティング ライン3L

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電話:090-6650-9858

メール:info@longlastingline.com

 

 

 

先日とある大手企業の方が昇格試験なるものを受けたと言う話を聞いた。なるほどとても大切だと思う。

そこで私が過去そして現在も一社で取り組んでいるジョブレベリング(= JL)と言うものについて解説してみたい。

 

ジョブレベリングとは?

 

一言で言うと、人の働く能力をレベルに分けて評価しよう

 

と言うものだ。

 

例えば、とある企業の営業職であれば

 

キーコンピテンシーとして

 

⓵ 一般ビジネススキル

⓶ 営業力

⓷ 専門性

 

が定められているとしよう。

 

その場合例えば、⓶の営業力を 

 

1)得意先理解力

2)アクション構築力

3)プレゼンテーション力

 

とさらに3つに分ける。各3つあるとすれば合計で3X3=9つのキーコンピテンシーが出来上がると言うことになる。

 

その各盲目を例えば 

 

レベル1-レベル3までの3段階に分けそれぞれにそのレベルを説明する言葉や数字を規定するという事だ。

 

例えば、得意先理解力の場合

 

レベル 3 

得意先・クライアントの面している状況を”かなり正確”に把握している。相手の経済状況・心理状況・販売に対しての決断の要素となる他の要素について相手の状況を自分の言葉でまとめそれを相手に伝えることが出来る。またそれらの理解の為の情報入手についていつも努力を怠らず面談などでは効果的に相手に不快感を与えずに必要な情報を入手できる

 

の様な感じにだ。

 

これがレベル2となると

得意先・クライアントの面している状況を”ほぼ”把握している。主に面談を通して必要な情報を入手できるが手段が限られているために完全な把握が出来ていないことがある。その為に売り込み時に正しい商品の選定が出来ない事がありそれが理由で成約に結びつかないことが散見される

 

となり、さらにレベル1となると

得意先・クライアントの面している状況を把握しているとは言い難い。その為に提案が相手のニーズや現状に即しておらず相手の賛同を得ることが困難なことが多い。こちらからの一方的な売り込みと相手に見られることが多く成約に至ることが困難である。

 

となると言う様な感じだ。

 

 

ジョブレベリングはどの様に使うのか?

 

大きく分けて2つある

 

1つ目は

 

各ポジションに必要な項目ごとのレベルを規定し公正・公平にそして可能な限り間違いなく人を配置・昇格させることが出来る

 

という事だ。

 

例えば営業課長なら

 

ー 全項目で1はなし

ー その上で営業力については2項目で2以上

ー 専門性については全項目2以上

 

等の様にだ。

 

そして全社員を定期的に評価する(これは本人と上司とでだ)ことにより、その条件に達したものの中から昇格させる・配属させるという事だ。

これはもちろん紹介だけでなく転属の際にも効果的に使用できる。

 

 

2つ目は

 

社員にとって、自分に必要なスキルのレベルがクリアになり、トレーニングプログラムへの参加や自己研鑽活動も効果的なものとなりモチベーションが高まるという事だ。

 

自分のレベルを知り、

上に昇格したいのであれば足らないスコアの項目がクリアに認識できそのスコアを改善するために努力する

と言うとてもクリアな活動ができると言うことになる。

 

 

先の昇格試験に話を戻そう

 

この試験とこのジョブレベリングに一貫性があれば最高なものになるだろう。

 

ジョブレベリングを横目で睨み、そのそのポジションに必要なレベルに達しているかどうかを客観的に判定できる試験内容であれば最高ではないだろうか?

 

 

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