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今回はビジネスの3つの基本プロセスの解説の⓷。各項目の解説の2回目。Assumption(仮定)について
ビジネスの基本の3つのプロセス
-
BM (ベンチマーク・ベンチマーキング)
-
Assumption(仮定)
-
Hypothesis(仮説)
Assumption = 仮定とは?
通常何かのプランを作る時(戦略や事業計画等)、
BMの次に来るプロセスがこの ”仮定”となる。
たこ焼き屋を始めたい。
まずはBMをA社として設定した。つまりA社が達成していることを目標・指標として様々なアクションを取って行こうと言う話しだ。
その際当然
- A社と全てが同じく進むことはあり得ない
- A社と全く同じ環境であることもあり得ない
- A社が行っているアクションと同一のことを全て出来る事もあり得ない。
よって、通常は以下の様に進むはずだ。
- A社ではチラシを毎月10,000配って、毎日100人の入店がある。しかし我が社ではチラシは配れない。
チラシの効果は集客にはどれくらい役立っているのであろうか?の問いについて
以前我が社で別件でチラシを配布した時に入店者が30%増えたからだ。その際は毎月のチラシではなく、年に1回のチラシの実施であったので
- それよりは効果が落ちるだろう。(と仮定する)
- そう考えると100人の入店者の中で20%。つまり20人がチラシの効果であろう。 (と、仮定する)
- よって我が社では毎日入店者が80人である。
と
”仮定する”
と言うことだ。
これは様々な場合に出てくる。
全くデータのない新カテゴリーの製品の1年目・2年目の売り上げ計画を立てる時に
- 違うB事業では、1年目 10億。2年目が15%アップの11.5億だった。
- 今回も同様の形で進むとすると1年目の売り上げ目標はBMに基づいて4億なので、2年目は15%アップの4.6億と
と ”仮定する” ( = B事業と同様に推移するであろうと仮定する)
- そしてその過程に基づきコスト計画や利益計画を立てていく
と言う具合だ。
要はBM設定した企業の各数値を使用しながらそれを様々な事情で変更する際。あるいはそれらに基づいて違う数値目標を立てる際に行う
作業が
”仮定する” = Assumption
という作業になる。
この過程のプロセスで大切なことは
其の仮定をす際に使用した何らかのデータ・ファクトに信頼性があることだ。
通常は一つのファクトやデータでは信頼性が不安なので複数のデータを集めて多分これなら正解であろうと言うものを基に
”仮定”
を行う。
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