京都の ”戦略&実践” 中小企業コンサルティング
ロング ラスティング ライン3L
電話:090-6650-9858
メール:info@longlastingline.com
毎回過去のビジネスの経験およびコンサルティングの経験で思った事を参考になればと思い記事にしている。
今回はビジネスのマナーについてだ。
社員研修として”ビジネスマナー研修”の依頼が案外多い。
ビジネスにおけるマナーとは何だろう?
- 曰くノックは3回
- 曰くお辞儀は場合によって角度を変える
- 曰く訪問先には5分前に着いていなければならない
- メールの挨拶・ラインの場合
- ホウレンソウ
- etc etc
様々なマナーと呼ばれているものがこの世にはある。
そしてそれを教えるマナー講師なるものが世の中にはたくさんいる。
かくいう私自身もマナー専門ではないがビジネスコンサルタントとしてビジネスマナーの研修もしばしば開くので同じなのだが。。。。。
多くのマナーは必要なものだが中には ”とんでもマナー” と言うものもあるようだ。
リモートミーティングでの画面に上席と末席があると言う話を聞いた時には笑ってしまった。
上記のお辞儀の角度で採用の可否が決まること等あるのか? もしあったらそんな会社には決して入ってはいけない。
と常々思う。
マナーの考え方
マナーは基本を知ることがまず大事だ。
それは懐石料理のマナーやフレンチのマナーも同様だ。その上で自分で考えて守るもの・無視する物・アレンジするものと分けてけばよい。
と言うのが私のスタンスである。
人が言う事・講師が言う事。。。。が必ずしも正しい事ではない。
中には無理やり作ったマナーも多いと言うことは多くの方から賛同いただけるのではないかと思う。
ただし、自分でアレンジするにしても
ベースとなるビジネスマナーについての考え方は存在する
ビジネスマナーを考える時のベースとなる考え
それは、ビジネスマナーは
- 世の中の常識
- 業界の常識
- 会社の常識
の3つの方向で絶えず考え・判断しなければならない。
と言う事だ。
世の中の常識
今ではラインで欠席報告をするのは合理的で間違いではないと思う。10年前までは非難されたものだ。
未だに欠席連絡は電話でと言っている様ではつまはじきになりかねない。
業界の常識
風俗業界と銀行では自ずとドレスコードに違いがあるのは当たり前だ。 銀行にミニスカートとノースリーブ。真っ赤な口紅と金髪ロン毛で出社したら顧客は減るかもわからない。
会社の常識
会社によっては、さん付けで相手を呼ぶ。役職で相手を呼ぶ等様々だ。メールより電話などもあるだろう。
この3つを総合的に判断してマナーを自分なりに考える必要がある。
そして、大切なことは、
時代と共にこのマナーは変わって行くと言う事だ。
俗に言う老害と言う輩はここについていけない人が多いのかもわからない。
300年前までは殿様の行列の前を横切ったら切られても仕方無かった。今では。。。。総理大臣を呼び捨てにして罵倒する人もいる。
そして、面白いことに変わるにしても
-
⓵ 先ず世の中の常識が変わり
-
⓶ 次に業界の常識が変わり
-
⓷ 最後に会社の常識が変わる
と言う具合に、変わるにしても順序があるのだ。
”マナーのなっていない人”はここが理解できていないと言うのが私の見解だ。
世の中の常識が変わっていることだけを先取りして自分で解釈してそれを会社で勝手に適用してしまう。
脇が甘いと言うか大甘だ。 もっと慎重に周りを見ないといけない。
- 世の中リモートだからリモートにしないこの会社は馬鹿だと社長を罵倒する
- 前の会社ではさんつけで呼んでいたのでこの会社でもさん付けで何が悪い!?
- 銀行に金髪、サングラス、全身タトゥーで出勤したら頭を疑われるだろう。でもアパレルではOKだ。
等など。 ちゃんと回りを見て進化と変遷を見て今の状況を見て考えないといけない。
観察しないといけないと言う事だ。
- 平均年齢が60近い老舗の会社でラインの普及率は低い事を嘆いてもそうしようもない。無理やりラインを導入して明日から使えと言えば混乱するだろう。
ずれた人は、それらを考えずに自分の経験と気持ちと狭い視野で見た勝手な常識で自分勝手にマナーを決めている。
これでは誰からも賛同されない。
つまり仕事が出来ない人と言うだけでなく嫌な人でもあると言う事だ。
自分の振る舞いを一度見直してみようではないか。
経営戦略・マーケティング・営業・評価制度のことなら
京都・大阪 <全国対応> の”戦略&実践” 中小企業コンサルティング
ロング ラスティング ライン3L