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”戦略経営”実践ビジネスコンサルティングの
ロング ラスティング ライン3L
が分かりやすく解説します
徒然なる話しになりますが、最近ふと思ったことがあったので記事にしてみました。
あるカフェがあります。ロケーションは必ずしも一等地とは言えないのですがとても素晴らしい店で店舗デザイン、接客姿勢含めとても雰囲気の良いお店です。
コーヒーも大いに凝っておりケーキなどのスイーツ関連や簡単な軽食なども美味しくてとても流行りのお店です。
オープン最初の何か月かは少し客足も少なかったのですがオーナーの地道かつ真心のこもったおもてなしでお客さんがどんどん増えて1年後には押しも押されぬ繁盛店になりました。
ある時たまたまその店でアパレルを販売する機会があり店の片隅でサービスにでもなればと販売を始めました。
すると、どういう訳かセレクトが良かったのか、、思った以上にそして急激にそのアパレル用品の売り上げが上がりだし来店者もどんどん増えました。
やがて、アパレルの売り上げがカフェの売り上げを抜くまでに成長し今ではアパレル販売も兼ねて人員の増強を図っています。
何かのきっかけで売り上げを聞いたのですが、もともとカフェの売り上げが100であったのが今ではアパレルがカフェの売り上げを越しているとのこと。
カフェの売り上げは落ちたらしいのですが、その分を補って十分に余るほどの売り上げと利益をアパレルは運んでくれます。
経営としては万々歳というところです。
その成長を目の当たりにして思った事があります。
これが
事業拡大だ
と言う事です。
ビジネスの拡大には大まかに言って3種類あるように思えます。
① ビジネス拡大
② 事業拡大
③ 事業転換
と名前を付けてみました。
どんな事業もどれかに当てはまるのではないでしょうか?
ビジネス拡大とは(この言葉がベストとは思えませんが良い言葉が浮かびません)
カフェで言うと、コーヒーをメインにしていたカフェがある時から紅茶にも力を入れたとします。
その結果最初はコーヒーの売り上げが100であったところに紅茶の売り上げが40乗る。当然コーヒーとカニバルのでコーヒー自体の売り上げは80に落ちた。
しかしながら合計で120となり、これはビジネスが成長したと言えます。
そして重要な事は
カフェと言う本業での中での細部・商品の選択と焦点のバランスが変わっただけで、本業としては何も変わっていないと言う事です。
通常の経営者はまずこれを考えます。
原則今のビジネスモデルの延長で賄えます。
事業拡大とは
先の例の様にカフェ事業にアパレル事業が加わった。あるいは加えると言う事です。
上の例の様に当初は軽い気持ちで始めただけでありオーナー本人は事業を拡大した。事業領域を拡大したと言う意識は有りませんでした。
が、そのアパレルの売り上げが拡大するにつれ、ビジネスモデルが違うので必要な人材や資源が変わってきます。
とても気を付けなければならないこと。それは
本業とは違う仕事をしなければと言う事です。
その結果もし、本業の売り上げが下がりだし且つその新規で加えたものが何かの理由で伸長がストップした時には目も当てられない事態になるかもわからないと言う事です。
その時に再度本業に力を入れても遅かったという事も考えられます。
それを防ぐには
別のモデルとして、本業と切り離して全く別に事業を行うと事です。
つまり、一切本業には影響を与えない様に事業計画売作り、そしてそれに則って事業うのです。
事業転換
これは、同じ上述の例て言うとアパレルの売り上げがこれからも伸びるだろうと言う事で、アパレルに特化した店作りに変えたり、力の入れ方のバランスを人材採用なども含みアパレルに寄せて行くと言う事です。
やがて、アパレルが本業になりカフェは止めるかもわかりません。
事業の内容=本業の変更です。
長い歴史を持つ企業で見られることです。
いずれの場合が正しいとか悪いと言う事ではありません。
自分の今行っていることがどれに当てはまるのかを意識して将来の絵を書くことが重要なのです。
事業転換をする予定はないのに、事業拡大をした結果、本業の売り上げがマイナスになるのであればそれは正しい選択ではないかもわかりません。
事業拡大は本来今の事業にマイナスの影響を与えてはいけないものです。
自社の将来戦略作成の際にこの辺りも考慮するとより成功の確率が上がるのかも分かりません。
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