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6回目は ”思考方法”の3番目 ”弁証法” について。
3つの思考方法とは?
- 演繹法
- 帰納法
- 弁証法
弁証法とは?
弁証法はこれまでの2つの演繹法と帰納法と少しニュアンスが異なる。
実際のビジネスの現場では誰かを説得すると言う場面よりも説得してGoサインが出た後に何か問題が起こって修正する場合等に多用することになるだろう。
例 :
- Aさん :これは円だね
- Bさん :違う。これは長方形だ
- Cさん :そうか。これは円筒だ
と言う具合だ。
肯定的なAと言う事象に相反するBと言う事象を並べて総合的(妥協???)な結論を出す方法のことである。
ビジネスの現場では
- 売り上げが悪いのでTVCMを入れよう(起こっている事象やアイデア)
- しかし、TVCMは費用が高い(それに相反する事象)
- なので、今回は雑誌広告にしよう(結論=妥協)
と言う具合になるのだろう。
振り返って見ると一番記憶に残っているのはこの弁証法を使用しての提案ではないだろうか?
ビジネスは妥協しなければならない場面があることが普通だからだ。
金銭的予算の制約がない企業等ないはずなのでこの弁証法は少なくとも頭の中では全社員が普段から使用していると言える。
因みに、専門用語では
- 演繹法は Deductive Inference
- 帰納法は Inductive Inference
- 弁証法は Dialectic Inference
と呼ぶ。
今回でロジカル・シンキングの3要素の1番めの”思考法”についての解説は終わる。
次回からは2つ目のスキルである
Bench Marking とAssumption
についてに入って行く。
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