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ロジカル・シンキングについての2回目
基本の基本。根底を流れるロジカル・シンキングの考え方の3つの事についてだ。
ロジカル・シンキングの3つの基本要素とは?
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分解
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並べ替え
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データ収集
である。
ビジネスを論理的に行うと言うのは即ち
⓵ 物事を分解し ー ⓶ それを正しい順に並べて ー ⓶ それのエビデンスを集めて確固たるものにする
と言うことである。
そう、
- 何本かの縺れてほどけなくなった糸を丹念に一つ一つほどいて行き、
- それを長さや色で分けて並べ
- 本当にその色が必要なのかどうかをデータで検証する
そんなイメージを私は持っている。
これはあらゆる”論理的XXXXXX”と呼ばれるものに共通するのではないだろうか?
論理的、即ち=この3要素 と言えるかもわからない。
まずはこの3要素
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分解
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並べ替え
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データ収集
を是非覚えておいて欲しい。
多くの場合忘れがちなこと
急な問題が発生した場合に、最初にアクションを思いつくことが多い。問題解決の対処方法だ。
それはほとんどの場合間違いではないと言うのが私の経験だ。
しかしここに落とし穴がある場合がある。選んだアクションが完全な解決策ではなかったと言う経験をお持ちの方は多いのではないだろか?
それが理由で新たな問題をに引き起こしてしまったと言う事も多い。
これは急ぐあまり、分解を怠ったことによる場合が多い。
今回発生したこの問題は
一体 ”何が(一番の)問題なのか” ( ⓵ 分解 )
を考えることがまずやるべきことだ。
- 得意先が怒っていることが問題なのか?
- それにより次回の発注をもらえないことが問題なのか?
- 世間の評判が落ちることが問題なのか?
- 上司に叱られることが問題なのか?
- 今それに対処する時間やリソースがない事が問題なのか?
一体何が問題なのか?
そして、それがクリアになった後に
それに対処する手段を択ばなければならない。
それも複数あるはずだ。
だが、問題がクリアになっていれば選択する手段を間違える可能性は格段に減る。
そして、
その選択を効果的・効率的に順に並べる。( ⓶ 並べ替え )
そしていつまでに誰がやるかを決める。勿論並行して行えることもあれば、Aの結果を待ってからしか出来ないBと言うのものもある。
そして、
最後がその選択が正しいかどうかを検証する為に必要なデータを集めると言う事だ。( ⓷ データ収集 )
データ等は完璧なものはあり得ない。 多分正しいで十分である。
しかし、全くデータが無いのであればそれはビジネスではなく単なるギャンブルである。
何とかして最低限でもデータを手に入れることは重要である。
それらの不完全なデータから正しい姿を推察することも後程解説するがロジカル・シンキングの一部である。
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