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<経営戦略・事業計画 コンサルティング> 事業計画数字目標必達! ① フォーキャストの重要性:京都の中小企業コンサルティング 3L が解説

 

 

 

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経営戦略に基づき経営計画・事業計画を作成します。

 

計画は長期・中期・短期があると思いますが、今回は短期=1年間程度の事業計画。つまり数字の目標必達の為に欠くことのならないアクションについて2回に渡って記事にしてみました。

 

1回目は

 

”フォーキャスト”の重要性についてです。

 

 

フォーキャストとは何か?

 

ウエザーフォーキャストと言う言葉があります。

そうです。天気予報の事ですね。

 

フォーキャストとはつまり予報、予測と言う意味です。

 

このフォーキャストは大企業では当然のごとく行っています。

その専門の部署まで置くのが通常かと思います。

 

が、一方 中小企業においてはこの活動をあまり行っていないと言うのが私がコンサルティングを行ってきた経験です。

 

これが実は数字達成には非常に重要であるのです。

 

 

フォーキャストは具体的にはどうやって行うか?

 

まず、期首に立てた今期の目標がベースにあります。

 

通常、それを月ごと。四半期ごと。半期ごと。年間と区分されていらっしゃると思います。

 

その上で

 

フォーキャストは月毎に行うのが基本です。

 

1月が期始めの月だとすると1月、2月、3月。。。。。と言う風に立てておられると思います。

 

1月が終わりました。

 

1月の欄には当初の計画数字ではなく”実績”を入力するはずです。

 

その結果、四半期はじめ今期の合計数字が全て変更されます。

 

その際に

 

2月以降の数字をそのままの当初の計画数字ではなく、1月の実績に基づき変更するのです。

 

つまり、実績に基づき予測すると言う事です。

 

これは目標を変更すると言う意味ではなく最新の状況に基づき予測をすると言う意味です。

 

その目的からするとフォーキャストは第三者が行うのが理想です。

第三者と言っても外部と言う意味ではなく数字の達成・未達成に責任を負わない部署が行うことが理想です。

理由は余計な感情。例えば下げた数字を入れたら叱られるのではないかと言う余計なしがらみがない部署・人と言う意味です。

 

その様な部署・人がいなければ社長自らが行うのが良いと思います。(作業は別人が行っても良いのですが判断は社長が行うと言う意味です)。

 

 

フォーキャストを行うことによりどんな便益があるのでしょうか?

 

理想や夢とは別の真実に近い数字が見えると言う事です。

 

そしてそれに基づき、不足してることが判明したのであれば

 

不足分を補うプランを開発し、実践すると言う事です。

 

タイミングが重要です。

つまり、残された期間が長ければ長い程、取れるアクションの幅が広がるからです。

 

1.期首計画を立てる ー 2.実績を入れる ー 3.残された月の数字を実情に合わせ最新ものにする ー 4.不足分を補うアクションを取る

 

この繰り返しを原則毎月行います。

 

店頭での販売。日々の売り上げを管理しているビジネスにおいては店舗ごとに、週単位で行ってもいと思います。

ひと月が30日とすると1日1日が3.3%の構成比になります。

 

アクションが1日遅れると3%近い売り上げを欠くことになると言う危機感を持つことが重要です。

 

 

フォーキャストの際に必ず必要な事

 

それは Rationale(ラショネール)と呼ばれるものです。

Assumption(仮定)と呼んでも良いかもわかりません。

 

どう言う事かと言うと

 

その数字を構成する”理由”です。

 

例えば飲食であれば

客単価 800円 X 客数 1,000人 = 売り上げ 800,000円

 

と言うこの800円と1,000円の事です。

これをKPIと置いておくことも普通です。

 

これがなければフォーキャストは出来ないはずです。

その結果アクションプランが作成できなくなります。

 

 

次回はこのフォーキャストに於けるラショネールについて解説してみます。

 

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<経営戦略・事業計画 コンサルティング> 事業計画数字目標必達! ② フォーキャストの際のラショネール(根拠)の重要性

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