<ビジネスコンサルティイング ロング ラスティング ライン 3L が分かりやすく解説します>
企業は成長しなければなりません。
問題はどの速さで成長するのが正しいのか?
どうやって上手く成長しているか、していないのかを判断するのが良いのか?
詰まるところ、企業の正しい成長って何?と言うことかと思います。
予定通りに行ってないと感じた時やこれで良いのかと不安になった時に
是非このように考えてみてはいかがでしょうか?
例:ある企業の成長をグラフで見てみると
なだらかの成長曲線を描いています。
30年で売り上げが2倍になっています。順調に成長しています。
右肩上がりですね。
同じグラフを少し見方(表示方法)を変えてみます。
すると
階段状であることが良くわかります。これは同じグラフをアップにしただけです。
ピラミッドの写真です。 なだらかなコニーデ型の富士山の様なきれいな一直線で構成されています。
同じくアップにしてみます。
多くの階段で構成されているのが良くわかります。
遠くから見たらなだらかな上り坂を登って頂上に到達できるのかと思っていざ登りだすと急な階段の連続であることに気づき驚きます。(すみません。実登ったことがないので正直に書くと、、、思います。 が正しいのですが。)
企業の成長
何が言いたいのかと言うと、企業の成長は決してなだらかな上昇曲線を描くことはないということです。
何年かは上向きの曲線が続き順調に拡大を続ける時期がありますが、その上昇はいつも続くことは決してありません。
何年かは平行線。またある時は右肩下がり。そう、踊り場と言う局面が必ずあると言うことです。
それがビジネスだから仕方がありません。
重要なことは遠くからグラフを見た時に右肩上がりになっていることです。
それでは、遠くから見た時、結局は、 右肩上がりに成長を続けるのに必要なことは何でしょうか?
継続した成長に必要な8つの考え方
1.目指す高さの目標がある程度定まっていること (長期企業目標)
2.そこに到達するまでの時間がある程度定まっていること。(長期企業目標)
3.到達するための方法をある程度決めていること。(戦略)
4.1と2の高さと時間=長期企業目標 とは別に“ビジネスプラン”を正確に作成すること。
5.ビジネスプランは短期(1-3年)はできるだけ正確に良いこと。3年を超える分はある程度と割り切ること
6 ビジネスプランは必達すること
7.一喜一憂しないこと
8.成長が平行線をたどっている時期にあきらめないこと。やり続けること。
重要なことはある程度と正確にとを使い分けることです。
3年より先のことを正確に考えてもわかるはずはありません。
世の中の情勢や競合の状態によって変更していくことの方が重要ですし正しいやり方です。
正確に細かく決めてしまったが故に縛られてがんじがらめになって自信とやる気を失うと言う良くない状況に陥る可能性があります。
人の成長も、組織の成長も、企業の成長も考え方は同じ
例えばある人が英語を流暢にしゃべりたいと思い勉強を始めます。
最終目標は(長期目標)はXXX年後にアメリカの大学に入って十分に勉強できる程度の英語力をつけることとしましょう。
最初は高校生時代の文法を思い出すことから始まり、通い始めた英会話教室の先生との簡単な英語会話が全てフレッシュに思えます。
今まで外国人と話したこともなかった自分が今日は外国の人と昨日何を食べたかについて会話ができた。少しうれしくなり、自分もなかなかできるな。順調だ。
このままいけば予定通りにXXX年後のはアメリカの大学に入れるはずだと思います。
ところが2-3か月すると、未だにCNNの英語ニュースが理解できないばかりか、夜のニュースでのトランプ大統領の演説さえさっぱりわかりません。
途端に不安になります。
もしかして自分のやり方が間違っているのか?
英会話教室を変えた方が良いのかも?
等と思いネットで検索し、半年でネイティブ並みになれました等の広告を見て益々不安になります。
場合によっては自分には無理だったんだ。とあきらめ投げだす人もいるかもわかりません。
これは他の習い事でも同じです。
そしてビジネスでも同じことが必ず起こります。
必ず起こると言うことを知っておく必要があります。
もう自分では英語は無理かなと英会話の担当先生の相談し、受けたアドバイスを思い返したり、心のなかで反論したり、バーで知り合った外国人の言葉を思い出したりして悩みます。
そして突然気づきます。
待てよ、今日の先生のアドバイスや、自分の悩みを打ち明けた時に外国人の知り合いとの会話って全部英語だった。
理解できている。
これ半年前はさっぱりわからなかったはずです。
成長は上のグラフやピラミッドの写真のごとく、“階段状“なのです。
そして踊り場が必ずあります。これは失敗の状態ではありません。
階段の踊り場に差し掛かった時に、あきらめないことです。
その為に重要なことは、長期企業目標の背景にある根本の会社の意義をしっかり持つことです。
そう、”企業のビジョン”や”目的”をはっきり持つことです。
そこに向かって正しく進んでいるのであればスピードが予定や予想より遅くとも今やっていることは間違っていないと自分自信を信じることです。
そして、長期目標を達成する方法を“戦略”と言うのですね。
”企業ヴィジョン”と”目的”。
ちなみに
ヴィジョン・目的とは ; 会社が社会に提供したいものや存在する価値や意義
のことです。
目標はそれらを達成するために必要な企業状態を数値で表したものです。売り上げや利益等ですね。
ヴィジョンや目的を達成するための
長期企業目標(上記の8つの1と2)を作り。
それを達成するための方法(上記の3)を作り
過程であるビジネスプラン(上記の4、5)をしっかり作り
その必達に全力をあげ(上記の6)
途中で上手く行っても、行かなくとも 一喜一憂せずに
成長は階段状であること
を理解して継続して愚直にやり続ければ必ず目標は達成されます。
踊り場に差し掛かった時、ビジネスプラン通りに上手く行かなくなった時、目標達成に自信がなくなった時、このことを思い出してください。
そして、そんな時こそコンサルタントに相談する良い機会かもわかりません。
“中小企業・個人企業専門のコンサルティイング ロング ラスティング ライン 3L”