ビジネス実践・経営コンサルティング
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新型コロナで業績が悪化する中打てる手についての4回目です。
1.コロナ終息後にロケットスタートできる準備・種まき
について前回まで書きました。今回は
2.今のマイナスを少しでも減らす
についてです。
とても普通のことです。でも実践することは大変困難です。
心を鬼にしないと出来ないことですし、取るアクションによっては今までの夢の実現が遠のくことにもなるので大変大きな決断が迫られます。
マイナスを減らすには2つの考え方があります。
1)少しでも固定費支払いの足しになるようにわずかにしかならないけれども営業を続けるあるいは営業手法を変更して(例えば飲食の方々であればテイクアウトを始める等)収入を得る
2)固定費を思い切って削減する。
の2つですがこれは2者択一ではなく両方並行してやらなければならないことだと言えます。
1)についてはそれで固定費や余分なコストが発生しない限り実践することは大切です。ただしその実践に追われて前回までに書いた終息後を睨んだ種まきをおろそかにすると再浮上が困難になることを念頭に両輪で実施することが必要です。
2)については一番は悲しいですが人件費を削ることをやらなければなりません。非情ですが派遣社員の契約解除や時には正社員の給与カットや雇用中止。。。。。等。
絶対にやりたくないことですがコロナ終息後に浮上して必ずやり直すと言う心意気があれば生き残るためには仕方のない場合もあるかもわかりません。こうなれば人の生き様に関わる問題・決断になるので自分の信念との葛藤と再確認になるのでしょうね。。。。。
ただ、ビジネスと考えるとコロナ問題が無くとも絶えずそこにある程度非情になる、なれることが経営者であるとも言えます。
誰の血も流さず全員で去るか。誰かの血は流れるかもわからないけれども残った人の生活を守るか。どちらの方が良いかを判断しなければならないのです。両方を求めることは現実的ではありません。
また、当然ですが家賃については恥を忍んで大家さんに支払い猶予をお願いすることは最低限やらなければなりません。
猶予してくれないと誰かの生活が壊れる。。。。それを平然と拒絶できる大家さんばかりではないはずです。実際私の周りで猶予してもらっているオーナーさんはいます。
必ず絶対にやってください。
国や市町村に支払うインフラ関連の支払いはしばらく支払わないと言う決断も必要です。
最後の手段として一旦今の事業を閉めるという事も考えないとならないこともあるかもわかりません。
冷静に考え流れ出るマイナスが大きくならないうちにきっぱりと清算し、出来るだけ次の手を打つ時に原資を残しておくことも決断としては有りです。必ずチャンスは再度巡ってきます。
辛いですが。。。。経営者は孤独で嫌われることは常識です。覚悟が問われますね。
今は ”Win-Win” ではなく ”Lose-Lose ” を全員が理解して許容しなければならない時です。
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