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ごく最近とある企業でリーダーシップ研修を新任のマネージャーを対象に実施した。
基本の資料があるのだが3Lではそれをクライアントに合わせてカスタマイズするスタイルを取っている。
今回はその資料を作っている際に改めて思ったリーダーシップの要点について記事にしてみる。
そもそもリーダーシップとは何か?
英語の語彙の問題はおいておくとして、意味は
”リーダーがリーダーであるべく必要な言動・考え方”
のことであると私は定義付けている。
つまり
- リーダーに要求されるスキルの事だ
- リーダーとしての効果的な正しい振る舞いの事だ。
それではリーダーとは何か?
とある集団を率いていく人のことである。
とある集団と言うのは会社の課や部の様に正式に認知・認定されている集団とは限らない。
人が2人以上集まって行動するグループ全てである。
久しぶりに会った友達3人と旅行に行く。 これもこの集団に当てはまる。
となると、任命されていようがされていまいが必ず”リーダー”が存在するものだ。
そのリーダーは
- 食事の場所を決めるリーダー
- 今日の予定を決めるリーダー
- 宿を決めるリーダー
等
自然と誰かがリーダーとして振る舞っているはずである。本人は自分がリーダーとは意識していないだろうが。。。
つまり、
リーダーは役職ではなく、役割り なのである。
会社に当てはまてみよう
リーダーを一番必要とされているポジションはどこか?
もちろんそれは、管理職ポジションであろう。あるいは何かの時限プロジェクトチームの場合もあるであろう。
そう。そのポジションの人はリーダーシップを発揮できないとその集団が回らないことになる。大変な問題だ。
リーダーシップが必要なポジションについた場合は、それが例え自分の性にあっていなくとも
”自分はリーダーシップが必要な役職・ポジションにいるのだ” という事を強烈に意識しなければならない。
このリーダーと管理職ポジション(マネージャー)の区別がつかない人が多いから問題が発生する。
- 管理職(マネージャー)は役職(ポジション)である。
- リーダーは役割りである。
となると管理職(マネージャー)の人がリーダーであることは大変重要なことになる。
管理職の仕事は多岐に渡る。 そこに注力し最大限の結果を出すことが望まれる。
その結果は自分が出すものではない。メンバーが出すものである。
そこにリーダーシップと言うリーダースキルが要求されるのである。
つまりリーダーでなければ望まれた結果を管理職(マネージャー)として出せないことになる
- 部下の退勤管理
- チームの状況の報告の把握や報告
- 部下指示・命令
- 数字の割り振り
- 目標の設定
- トラブルの処理
- 他部署との調整
- etc.etc.stc.
管理職(マネージャー)のやらなければならないことは多岐に渡る。
ところが良くみてみるとそれらは会社から貴方のチームに与えられた”何か”を達成する為の作業でしかないことに気づくだろう。
どんな場合でも重要な事実は、
チームの成果は自分ひとりでは出せないと言う事だ。
だからこそ、リーダーであることが必要なのだ。
- 管理職(マネージャー)が必ずしも、リーダーシップを持っているとは限らない。
- 強いリーダーシップを持っているからと言って優秀な管理職(マネージャー)とも限らない。
求められた成果を出せる良い管理職(マネージャー)は優れたリーダーシップと言うスキルをもつ強いリーダーである
これはとても正しい。
つまり、
管理職(マネージャー)ポジションに付いた人は必ずリーダーシップをスキルとして身につけなければ求められた成果は出せない
ということになる。
次回は リーダーシップと言うスキルについて解説する
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