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起業相談を受ける時に”融資”獲得についてもサポートして欲しいと言う相談を必ず受けます。
つい先日もあったのですが。。。。。
その融資について今回は是非おい伝えしたいことがありますので記事にしました。
”融資って借金のことですよ。わかってますか??”
この言葉、最近起業相談を受けた若い方に実際に言った言葉です。
もちろんご本人は分かっています。 言葉の意味としては。。。。しかしビジネスを実際に運営していく上でこの融資がどういう風に影響を与えるものかを本当に理解しているかどうかと言うと、この方に限らずはなはだ疑問です。
融資は借金。借りた金は返さなければならない
この当たり前のことが実際のビジネス運営上どの様に影響を与えるかと言うと
売り上げ0円。勿論利益も0円。
にもかかわらず、借金の返済は毎月ずっと行わなければならない
と言う事です。当たり前のことです。
このことをもっと現実感をもって認識しなければならないと思います。
起業する方が簡単に融資を受けたいと言う背景
私が見てきた限り下記のパターンがあります。 と言うかこの複合型が一般的です。
- 1)売り上げはすぐに上がるので無理なく借金の返済が行えると言う”妄想”を持っている
- 2)借金が返せなくなったらビジネスを閉じなくてはならないと言う現実を知らない。
- 3)ビジネスを閉じても借金は永久に残り続ける事を現実問題として考えていない。
- 4)何の為にその金額の借金が必要なのかを具体的に論理的に考えていない。
- 5)不要な物。起業時には優先順の低いものにお金を使おうとしている
売り上げは思ったようには上がらない。借金に追われ夜も眠れない。 事業を拡大することに思いを寄せる時間も気持ちの余裕もない。。。そして借金を返せずに倒産。
この様な悪いスパイラルに陥らないためにも贅肉は可能な限りそぎ落とさなければなりません。
起業時に原則出来るだけない方が良い物
- オフィス(事務所)
- コピー機などの機材
- カッコいい家具
- 社員を雇う
これらが起業時に不要な物トップ4かと思います。
本来必要なのですよ。実際はでも起業したてで売り上げが本当に出るかどうかも分からないのにこれらを先に購入するのはあまりにも無簿です。
つまり起業する際にどうしても必要なものではないと言う事です。
勿論業種によってはどうしてもそれらが必要な仕事もあります。
それらが本当に必要かどうかをよーく見極めることは本当に大切です。
ここをおろそかにして無駄な事にお金を使ったのが理由で会社の資金繰りが上手く行かなくなりビジネスを閉じる。。。。。要は倒産です。
これよくある話しです。
社員はいるんだ! 必要だ!
と言いますが。。。。。
本当ですか?
いきなり事務員必要ですか?
営業が?
社長。自分でやってください!
と私は言います。それぐらいの覚悟がなくて事業が成功しますか!
と言う事です。
融資の為に ”現実的でない” 事業計画の作成
を行う方も多いです。。。。。
あまり賛成しません。
本当に成功する為の事業計画がまずあってからの、融資を受けるための事業計画です。
- 戦略も戦術も。もちろん達成する為のアクションプランもない。
- もっと言えばその目標売り上げはいったいどこから来たの?理由もない。現実的でない。論理的でない。
と言いたくなるような稚拙な事業の計画で船出をして成功した話は聞いたことがありません。
先ずそれらを考えてから船出をしましょう。
本当に大切な事です。
船出の仕方そのものを教えてもらう必要はありません。
しかし、出港後に正しい航海が出来るようなプランが必要なのです。
自分でわからなければコンサルなり、メンターなり、会計士さんなりに相談をすべきです。
そして、お金を使う。使う計画を立てるのはそれからです。
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