― 戦略開発から実践プラン作成・実行支援まで ー
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”戦略・経営” 実践ビジネスコンサルティング
ロング ラスティング ライン3L
が分かりやすく解説します
今日の一日クライアント様の目標設定の為のデータ収集に費やしました。
データは大切です。
私は人よりもデータオリエンテッドな人間だと認識しています。
そんな私が言うのも変ですが
データはそこまで大切ではない場合もあります。
- そのデータを何に使うのか?
- そのデータを用いて何をするのか?
- データはあくまでデータでしかない
要は目的を明確に持っていないと、時間やコストがかかる割りには意味がさほどなかったなどという事になりかねません。
そしてデータは過去の数字だと言う割り切りを持っていないと振り回されることになります。
データが必要な局面
- 実行中のプランの効果測定
- 次の手(アクション)を打つための現状の理解
- 新規事業を開始するにあたっての需要予測
- 事業目標を立てる際のベースデータ
私はこの4つがデータを必要とする主要な局面だと思います。
1.”実行中のプランの効果測定”で集めなければならないデータ
これはそのプランを開始する前に設定したKPIの進捗状況であることは明確です。
KPI目標を設定していない。。。。。。のであればそれはデータを集める以前の大問題です。
何故そのプランが成功すると思ったのでしょうか? よく考えてみないとなりません。
そして、
KPIの状況が芳しくない場合にさらに想定する事象・事由を見つけ出すための関連のデータ収集が次に必要になります。
2.”次の手(アクション)を打つための現状の理解”で集めなければならないデーター
今の現状がある程度理解できていて、次に新たなアクションやプランを実行したい時に、そのプランの有効性を確認する
ことが必要です。
多くの場合
XXXXはOOOOだからこのプランが有効だ
と考えるものです。
例えば、20-30代の女性のファッション傾向(XXXX部分)は大きく伸びているから(OOOO部分)、レディースファッションに参入しようと考える場合です。
この場合は
XXXXX
OOOOO
に確信を持つためにデータを集めます。
- 市場データ
- 競合データ
- 主要カテゴリーのデータ
が3本柱です。
そして、それで確信が持てたら成功の指標を測定する項目。すなわちKPIと目標数字を設定します。
それが本当に達成できるプランになるようにプランを作成します。
そしてそれを絶えずトラッキングしながら日々が過ぎるわけです。
3.新規事業を開始するにあたっての需要予測
これが一番厄介です。
未だ経験がないからです。
これには今の事業でも新たな土地に進出する。新たな業態で進出するも含まれます。
需要予測は今のビジネスについてでさえ翌月の需要予測(フォーキャスト)が誤差5%以内に収まれば大成功だと言われています。
ましてや初めてやる事業については、、、考えるだけで困難です。
- 始めて日本にUSJやディスニ―ランドを持って来た時。
- 始めて日本でスマホを導入した時。
それはそれは入念な調査をされたことと思います。
大企業がお得意ですが我々の様な中小企業でも出来る方法も十分あります。
- 近しい業界のデータを参考にする
ことです。
例えば
初めて日本でJリーグのサッカースタジアムを作るときにはプロ野球を参考にすると言う事です。
- 日本の野球人口
- 球場入場者数
- 時系列成長率
- 等
野球人口とサッカー人口の比率から想定できる入場者数を予測すると言う事です。
これがどこまで正解か分かりません。
何故ならプロ野球の場合には何十年という歴史・有効なキャンペーン・顧客の囲い込み等様々な過去の努力の積み重ねが現在の状態を作っているからです。
そのため導き出された予測からそれらの努力で生まれた加算分を引く必要があります。
重要な事は
あくまで予測であることです。
答えを教えてもらおう。
答えを知ろうと思って
データを集めないことです。
それは現実的ではありませんし、結局は成功の為のアクションが一番のドライバーだからです。
あくまで予測です。
ここを勘違いして無駄な時間を過ごすことは是非避けたいものです。
4.”事業目標を立てる際のベースデータ”として集めなければならないデータ
これは別記事でも書きましたが、それほど多くのデータを必要とするとは思えません。
- 過去の自社の進捗
- 次の戦略とアクション
この二つが基本で、そこに
- やりたい数字
が足されるのです。
卵が先か鶏が先か。。。。。
やりたい目標があってそれに達するようにプランを作る。
その際に過去の既存プランでの実績から予測される数字をベースに置き、やりたい目標との差を新規のアクションで埋めるようにするとシンプルでやりやすくなります。
そして
そのアクションがその数字なるように必要な詳細アクションをKPIを設定して詰めて作成する
と言うことです。
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