ビジネス実践・経営コンサルティング
ロング ラスティング ライン3L
が分かりやすく解説します
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起業の相談をよく受けます。
多くの人が夢見て起業します。
成功する人、なかなか上手く行かない人。。。様々です。
上手く行くための“起業の法則”と言うのがあります。
2回に渡り起業時に絞って起業を成功させるために必要な事について説明します。
起業成功のために必要な6つの事
1.何のために起業したいのかが明確であること : 企業の目的
2.何故その業種・業界にしたのかが明確であること
3.自分は何を知っていて何を知らないのかを理解していること
4.”Key Business Driver = 顧客が貴方の商品やサービスを購入・使用・再購入
のプロセス“を分解し、理解していること
5.その中でどの部分を起業時にまず強める必要があるかを理解していること = 戦略
6.あきらめないこと。自分を信じること。一喜一憂しないこと。
今回は1-3まで解説します。 4-6は次の回で説明します。
1.何のために起業したいのかが明確であること : 企業の目的
目的とは
XXXXを通じてOOOOをしたい
のOOOOの部分です。
まず言えるのは “お金持ちになりたいから“ は良くありません。
正確に言うと “お金の為”だけでは成功しにくいと言うことです。
何故なら、お金は起業以外の方法でも得ることができるものであるのでその起業を継続する力になり得ないからです。また、それを十分に得るのには多くの場合思っているよりも時間がかかるからです。
お金はもちろん儲けることが重要です。起業したからには他人より多く、他人がうらやむぐらい儲ける必要があります。それが起業の醍醐味でもあります。
が、それを目的にしたら長続きしません。
当然、ビジネスは簡単なものではありません。 非常に辛く、心を病むような場面は日常茶飯事です。 そんな時にお金だけが目的であれば簡単にレールチェンジしてしまうのが人間です。
何故なら成功には継続力が必要だからです。
では正しい目的とは何でしょうか?
それは
その会社を通じて貴方は何を達成したいのか?
その達成したいことを目的とすることです。
これは綺麗ごとでは決してありません。
世界中の全ての成功企業はこれを持っています。創業時に創業者は強烈な思いで会社を立ち上げています。もちろん創業から時を経て、時代とともに企業の成長とともに変遷していくものです。
それでよいのです。
この会社を通じて何をしたいのか?何を得たいのか?
- 社会に対して
- 自分に対して
どちらでも構いません。
このどちらかで(両方であれば尚良いですが)したいこと、得たいことを持つべきです。
なんかサラリーマン生活に疲れたから、このままでは経済的に裕福になれないから、会社を辞めたから。最近これでみんな成功していると聞くので自分もやってみよう。“ビッグになりたいから”と言う若者。。。
と言う理由で起業する人が大勢います。
それでも全然かまわないのです。
それはあくまでも企業のきっかけに過ぎません。
その後、実際に起業を真剣に考える時は心躍る様な目的を見つけてください。
それがない起業は貴方のやりたい起業ではないと言うことです。
成功している起業家の中には、困難なことに立ち向かって成功させることが目的と言う人がいます。 成功させては違う起業にチャレンジする。これも立派な目的です。そこに心が躍る、それが生きがいになるのです。彼らにとってはこれはお金よりもはるかに重要な事なのです。
宝くじで一生豪華な暮らしができるような運に恵まれても決して止めたくない。
そんな目的を持つことが起業で一番大事なことです。
それがあればどんなに辛いことがあっても、前職よりたとえ収入が減っても必ずやり遂げることができます。
再度言いますが
何故なら成功には継続力が必要だからです。
2.何故その業種にしたのかが明確であること
何故とは
XXXXを通じてOOOOをしたい
のXXXXの部分です。
その業界の経験があるから
たまたま知り合いに誘われて
ブルーオーシャン、ホワイトスペースなので競争が激しくないので
好きだから
Etc
様々な理由でその業界・業種にします。
上の起業の目的を達成するのには様々な方法があります。
その中で貴方が何故それを選らんだのか? が明確でなければやはり長続きはしません。
その中でも
- 自分の力が発揮できるから (知識・経験があるから)
- 好きだから
この二つが一番重要です。 少なくともどちらか一つは必須です。
いくらまだ誰も手を付けいていないこれから伸びることが分かっているブルーオーシャンと言われる市場・業界であってもそれをやりきる知識と力がなければ成功はありません。
それでは
“何もわからない手探りで始めました“
“本当にその分野は未経験で”
と言って起業して成功している人は偶然・例外なのでしょうか?
これも実は
- 自分の力が発揮できるから (知識・経験があるから)
- 好きだから。
に当てはまっています。
XXXXを通じてOOOOをしたい
XXXXとOOOOを真剣に埋めることが起業成功の最初の一歩です。
3.自分は何を知っていて何を知らないのかを理解していること
目的もあり、理由もある。
XXXXを通じてOOOOをしたい が明確になった。
次は実践です。
起業すると分かりますがそれが経験ある業界であっても、自分ひとりで始めるとなれば知らないことがたくさん出てきます。
営業は得意だと思っていたけど、マーケティングは他部署がやっていた
契約書は自分で作ったことない
それは部下がやっていたから細部は知らない
接客は上手だったけど店舗開発はしたことない
ITスキルは十分あるけれども顧客の獲得を自らしたことない
仕入れ先はどうやって探すのか
そんな条件になっていたんだ
Etc
会社のオーナーになると言うのは、今までの経験やスキルとは別物であると言うことをまず自覚しなければなりません。
自分は何を知っていて、何が出来るのか。
逆に何を知らないのか、何が出来ないのか。
を知った上で、起業しなければなりません。
何故ならどうしてもそれらを誰かが、何とかやりきらなければならないからです。
そしてそれを上手くこなすことがオーナーである、起業者と言うことなのです。
これをクリアにするために
“起業計画書”
の作成は必須です。
と言っても、ここでいう起業計画書は銀行に提出するような堅苦しいもののことではありません。
この会社を運営していくのに必要な事柄・アクションを列記することで良いのです。
そしてそれぞれの事柄・アクションを自分が知っていること知らないことに分けます。
- 新規開拓
- ルート営業
- PRプラン作成
- 仕入れ先確保
- ホームページ作成
- SNS集客
- etc
の様にです。
大事なことは運営に必要な事柄アクションを出来るだけ洗い出すことです。
その上で知らいないこと、出来ないことをどうやってやるか?
をプランすることが重要です。
他業者に任す。誰かに相談する。コンサルティング会社に依頼する。様々な方法があります。物によっては費用が掛かるものもあります。
中には知らなくとも後で何とかなるものもあります。
そして
今費用はないけれでも起業に際して必ずその分野の知識・経験が必ず必要だと判断するのであれば起業の前にまずその知識を得ることが今やるべきことです。今の最優先アクションです。
それなしで起業してもかなりの確率で行き詰まることになります。 思いが先行した見切り発車は人間に特有の落とし穴です。ここは冷静に考えてください。
チャレンジ と 見切り発車=無謀 は全然違うものです。
次回は4-6.実践部分について書きます。
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