京都の ”戦略&実践” 中小企業コンサルティング
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- 社員の真剣味が足らない
- 会社の事情を分からずに悠長だ
- どうやったら社員が自分と同じ気持ちになるのか
との悩みを多くの経営者や幹部が持っている。
実際、コンサルティングが終わった後や飲みの席などで社長からよく出る言葉である。
今日はこのことについての考察してみたい。
そもそも社員は社長と同じ気持ちでは働いていない
辛いだろうがこの事実を社長は自覚すべきだ。
社長は経営者である。会社は貴方のものだ。
会社の成長は子供の成長と同じ。そして自分の成長であり、楽しみである。これに異論はないだろう。
では社員にとっては会社は何か?
自分を幸せにする場。 ツールなのだ。
実のところ社員は会社の成長に大きな喜びは感じていない。
会社の成長そのものではなく
- 給与などの待遇が良くなる
- 将来が安泰になる
- プライドが高まる
等して、
自分の人生が良くなるから会社の成長の為に尽くすわけだ。
これは社員は真剣に働かないと言う意味とは異なる。
経営者と社員では会社の為に真剣に働く動機が違うと言う事だ。
逆説的に言えば社員は
自分の人生にプラスにならないと感じる会社や仕事に一生懸命にはなれない
と言うことである。
当然の事だ。
社長は決して社員は自分と同じ気持ち、熱量で会社の成長を願っていると考えてはいけない。
その前提でいると特に人事・人事制度で大きなミスを犯す可能性がある。
では、社員の会社へのコミットメントを高めることは不可能なのか?
そうではない。可能である。
それは制度を作ることだ
- 評価制度
- 給与制度
- 褒賞制度
- 出世の仕組み
- キャリアパス
- その他の福利厚生
等である。
人が精力を傾けて全力を尽くすためには条件がある。
それは
これをやり切ることが正しい
と言う確信である。
何が ”正しい” のか?
自分の人生を豊かにする。自分の人生を幸せなものにできる こと。
これが即ち、”正しい” と意味である。
社員がそれを感じることが出来るのは具体的な制度だけである。
社長の熱い夢や言葉は賛同できてもコミットメントの高まりには寄与しないものである。仮に高まったとしても翌日には萎んでしまう程度のものである。あるいは今回ボーナス額が少し低いと言うだけであっという間に消え去ってしまう程度のものだ。これはコミットメントとは言えない。
この二つ。 制度と社長の熱量
これが揃っていることが理想である。
経営者の方に問いたい
皆さんの会社は会社の成長と社員の幸せが結びついているだろうか?
答えがYESならそれはどの様にしてか?
よく考えたら普通に当たり前のことだと思う。
ここを克服しなければ会社の長期成長は望めないのではないだろうか?
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