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<京都のコンサル社長の徒然草 54> : 奢ったら(おごったら)高かった!

 

 

社会人36年目を迎える私のつたない経験を徒然なるままに話してみる。

 

私は自分では信じたくはないが案外見栄っ張りだそうだ。

 

カッコつけたいと思っているわけではないのだが。。。。。時々男として格好を付けようとして失敗する。

 

 

東京に住んでいたころの話だ。

 

仕事終わりにいつものように通い慣れた恵比寿のバーに行った。

そのバーは私が東京に来た時に神戸の行きつけのバーのバーテンダーさんに紹介されたバーである。

 

実は私はウイスキーしか飲まない。

 

日本酒、ワイン、シャンパンなどを飲むと2杯で気分が悪くなる。

ビールも苦手である。

 

何でもお酒には蒸留酒と醸造酒の2種類があって、ウイスキーは蒸留酒。 日本酒やワインは醸造酒らしい。

 

つまり私は蒸留酒しかダメだと言う訳だ。

 

そんな私が紹介されれて訪れたその恵比寿のバーはどう言う訳か”シャンパン・バー”である

 

それも聞いた話しだが東京で2番目にシャンパンが出る有名なシャンパン専門のバーなのである。

 

いつもそこで私はウイスキーを飲む。

シャンパン・バーではあるがウイスキーもあるのだ。

ウイスキー等は棚の中で見えない様にひっそりと置かれているのだが。。。。

 

しかも私は特別にボトルをキープしてもらっている。

それは私だからなのだ。

 

 

その日、いつもの様にそのバーに行った。

 

”こんばんは”

 

私は礼儀正しいのである。

 

いつもの席に座り、何も言わなくともいつもの様にラフロイグのソーダ割りとお気に入りのシガーが用意される。

そう私はウイスキーはアイラモルト。それもラフロイグの10年が大好きなのだ。 と言うかラフロイグ10年の一択なのである。

 

アイラモルトのグラスを傾けながらシガーを咥え、目に入った煙が煙たい感じで目を細めバックカウンターの鏡に映る自分の姿を見ては

”カッコよすぎ!”

と一人で悦に入るのである。

 

それが私の楽しみなのである。

何か文句あるか!?

 

ところでその日は私の椅子を2つ挟んだ左隣に一人のご婦人がいらっしゃった。

初めて見る顔だ。

 

やはりと言うか当然の様にシャンパンを飲んでいらっしゃる。なんだかお金持ちそうだ。と言うかどっからどう見てもお金持ちだ。

 

突然そのご婦人が話しかけてきた。

 

”一人で1本飲めないので手伝って頂けません?”

 

”?”

そうか、私に奢ると言うのか飲めと言う事なんだと理解した。

 

バーテンダーさんが私の目を見る。

そう、彼は私がシャンパンを飲めないことを知っている。

 

”いやー〇〇(私のこと)さんはウイスキーが好きだから”

と、私に代わってそのご婦人に言葉を返してくれた。

さすがだ。さすが”マイバー”だ。

断ってくれたまえ。

 

アイラモルトとシガーのダンディーな私がシャンパンを飲むと

そう、幼稚園のかけっこを嫌がる3歳の男の子の様に。

散歩の途中に座り込むミニチュアブルドッグの様に。

可愛いだめだめ男の子になってしまうのだ。

ダメだ。絶対にダメだ。断らなければいけない。

 

”グラス早く用意して”

 

おいおい聞こえへんかったんか?

と心の中で突っ込んだ。

 

再度、バーテンダーさんが私の目を見る。

 

仕方ない。ご婦人に恥をかかせるわけには行かない。

バーテンダさんも困っている。

 

”ありがとうございます”

と言葉を返した。

 

通常より下。五線譜のかなり下のGの音でだ。いい声なのだ。

 

バーテンダーさんなりに頑張ってくれたのだろう。

注がれたシャンパンはこころもち普通より少なく見えた。

”何してんのよ。もっといっぱい入れて差し上げて”

 

頼むわ、おばはん。俺これでええんやけど。。。。。

 

と心の中で毒づいた。。

 

並々と注がれたシャンパンを時間をかけてゆっくり、ゆっくり飲んだ。

 

はーっ終わった。気持ち悪。

 

”おかわり差し上げて”

 

えっ!!!!??

 

すでに私の目は家族が旅行に行くことを本能で察知したチワワの様になっている。

 

もう1杯飲んだ。 細い枝に付いた蜂蜜を舐めるヒグマの様な感じで。

 

そして、そのままトイレに行って静かに吐いた。

久しぶりにお酒で吐いたなと思いながらトイレの便器を見つめた目には涙があふれている。

 

涙目のままトイレから出ると、さらにもう1杯入れられそうになった。

”僕にもくださいよ”

とバーテンダーさんが私の涙目を見てすかさずご婦人に言ってくれた。

 

助かった。。。

私の目は若い仲良し夫婦に貰われて行きこれから幸せいっぱいの人生を送る ”シェルティー” の様だ。

 

それで何とか難を逃れ、いつものラフロイグを入れてもらい心と体を落ち着けたのである。

 

それで終わっておけばよかった。終わっとけばよかったのに。。。。。

 

ここはカッコつけなければならない。 男として。

朦朧とした頭でそこは考えた。

 

そしてバーテンダーさんをこっそりと呼んだ。

 

”あのご婦人に今飲んでいるのと同じシャンパンをボトルで1本返しておいて”

 

と。

 

何とカッコ良いのだろうか。私は。

これこそダンディズムの極致だ。

 

グラスでお返しじゃないんだよ。

ボトルを返すんだよ!

 

でや!カッコよ過ぎいいいいい!!

 

 

”いいんですか!?”

とバーテンダーさんが言う。

”勿論さ”

”本当に?”

”いいから”

”わかりました。ありがとうございます”

 

そんな会話があったような記憶がある。

 

まー良かった。 グラス2杯でボトル1杯の返礼か・・・

 

さすが俺!

 

と悦に入って機嫌よく晩御飯でも食べに行こうと思い

 

”チェックして”

とバーテンダーさんに声をかけた。

 

¥48,000だった。。。。。。。

 

¥48,000 ??????

 

私の目はドーベルマンだ。

 

高すぎひんか?それ。

 

俺2杯飲んでトイレで吐いて。そしてさらに¥48,000・・・・・・・

 

 

哀愁漂う夜だった。

 

ローソンに行って生姜焼き弁当を買って一人で食べたその夜を私は

 

”ドーベルマン・ナイト”

 

と名付けた。

 

もう絶対値段聞く前には奢れへん。

 

ええねん。俺けちでええねん。

俺は、プードルやし・・・

 

 

京都のコンサル社長の徒然草

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