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<京都のコンサルティング会社の社長の徒然草>⑦ :ビジネス界には3種類のタイプの人間がいる

ー 戦略開発から実践プラン作成・実行支援まで ー

<九州・京都・大阪・関西・名古屋・東京・全国対応>

 

”戦略経営”実践ビジネスコンサルティングの 

ロング ラスティング ライン3L

代表 福住和久

 

社会人35年目を迎える私のつたない経験を徒然なるままに話してみる。

 

昔、まだ30代の頃、そう結婚して長男が生まれたばかりの頃だと思う。

その頃何かの本か記事で読んだことの受け売りの話しだ。

 

兎に角一生懸命に毎日仕事をしていた。漠然と将来は出世をしてもっとお金を儲けて家族を

裕福にしたいと思っていた。

 

それは当時の会社での出世かもわからない。

あるいは他の会社に転職しての成功なのかもわからない。

自分で起業してなのかもかわからない。

 

特段自分の将来を具体的に考えていたわけではなかった。

 

その記事によると

 

人には3種類ある。

 

プレーヤー

マネージャー

経営者

 

の3種類だ。

 

と。

 

成る程と思った。

 

確かにそして自分がそのどれになりたいか分からずに次を選択したり、今を生きていると中々上手く行かない。

 

何より楽しくない。

 

考えてみた。

 

一体自分はどのタイプだろうか。

何がしたいのだろうか。

 

将来を想像してみた。 

 

野球の選手の様に自分の特技や技術で成功したいのだろうか?

優秀なセールスマンとして表彰されたいのだろうか?

答えはNOだ。

もちろん今の仕事で認めてもらうことは何よりも光栄で嬉しいことではある。がそれが働く

目的かと言われると私の場合は違った。

 

今の様に企業で出世して部下を何人も持つ管理職になりたいのか?

やはりNOだ。

 

世に名だたる大企業で重役と呼ばれて周りから認められるひとかどの人間になれば大きな満足感を得られることは容易に想像できた。でも何かが違う。

 

大企業であるとか、有名企業であるとか自分にはどうでもよいと思われた。

 

誰かの指示に従ったり、誰かが作ってくれた素晴らしい商品やサービスの力を借りてばかりではどうも満足できないらしい。

 

それではと想像してみた。

 

自分で好きな様に目標を決めて、思うようなやり方で人を動かす。そして手に入れたい結果を出す。

失敗したらあいつは失敗した人間だと言われても別に構わない。

想像するとわくわくした。

 

そう。結局社長になりたい。

最高責任者になりたい。

年商10兆円の企業のNo2より、街の商店の親父になりたい。全て自分の力だ。

 

自分は経営者タイプなのだと。

 

思い返せば勤めていた会社では順調に出世した部類の人間だと思う。27歳の時には部下を

10人ほど任される立場になり、この話しの当時は俗に言う支店長クラスだった。

30歳を少し超えたころだ。

 

きっと他人より上手くやって来たと言えるのであろう。

しかし自分の力でやり遂げたことは何だと聞かれると言葉に詰まる。

 

会社は成長した。自分の責任範疇の業績は大きく伸びた。

しかしそれはみんなの力だ。会社の力であり先人達の力があってこその自分の成功だ。

 

自分がやったんだと胸を張れることは少なくとも自分の気持ちの中にはなかった。商品を作ったのは私ではない。素晴らしいこの販売システムを考えだしたのも私ではない。

 

成功、成長の為に必要な重要な役割を担いそれを上手くやり遂げたと言う自負はあったがそれでは満足できなかった。

 

それから何をするにも。仕事で指示やタスクを与えられた時。何か会社として大きな問題を抱えた時。

 

自分が社長ならどうするだろうかと。

 

新聞やテレビで企業のニュースに触れた時。

自分ならこうするなと。

 

何も社長になる為の準備としてやったわけではない。

それが楽しかったからだ。そう、それが楽しいと言うことを知った。

 

人生で必ず社長をやろうと。

 

その言葉を知ってから改めて周りを見てみた。

 

確かにいる。

 

ケーキ作りが好きだからと言ってケーキ屋を経営。大繁盛の結果自分でケーキを焼けなくなった主婦。

お酒が好きでバーを始めて成功して2件目、3件目開業。気が付けば店に出ることがめっきり減った有名バーのオーナバーテンダー。

 

実は楽しくないかもわからないと想像した。

 

名選手必ずしも名監督にあらずとはよくいったものだ。技術よりも心の問題ではないだろうか。

 

モネが画廊の経営者になって得意先確保に走り回っていたとしたらきっと睡蓮は生まれなかっただろう。

 

逆の例も巷には多くある。本来経営者をやりたかった人間が手先が器用なばかりにもくもくと職人やアーティストを続けている例。

 

仕事ができるばかりに周りから懇願され社長に任命された結果自分らしさが無くなり苦しい日を送る優秀なNo2.

菅首相はこの例ではないか。

 

やはり、好きこそものの上手なれ。

 

自分がどのタイプなのかを理解しないと間違った選択をする可能性がある。

 

自分がとある会社でトップに立ったのは2011年。48歳の時だった。ヘッドハンティングされてのことだ。

 

責任とプレッシャーが各段に高まった。

 

しかし、自由になった。

 

誰にお伺いを立てる必要もない。正確にはフランスの会社の日本法人の代表なので全てが自分の思うがままにと言う訳にはいかなかった。

がそれまでの人生より各段に楽しくなった。はるかに。

 

そして、その後100%自分の責任と自由と満足度が欲しくて今の儲からないコンサルティングファームを立ち上げた。

 

年収は社長時代の20分の1程度しかない。

が自由だ。

 

今でも長く付き合いのあるヘッドハンターから連絡が来る。相手のあることなので私にだけ

選択の権限があるわけではないが、断る。

 

もう逆戻りはいやだ。そして飽きた。

 

今の自分の選んだ道で成功する。自分の会社で。

 

これが私がやりたかったことだ。

 

やり遂げずに人生を終えたくはない。

 

 

起業を勧めているのではない。

 

若い人に相談された時にこの話しをよくする。

彼・彼女の人生の選択の少しの助けにでもなればと思う。

 

プレーヤー。私はこれを自分の言葉でアーティストと呼んでいる

マネージャー。大企業のNo2もこれだ。

そして経営者。売り上げ0の弱小会社でも社長はこれだ。

 

自分がどのタイプでありたいのかをじっくり考えるきっかけにして欲しい。

 

恥ずかしげもなく自分の人生と結論の無い話しを徒然と書いてしまった。

 

 

連載記事 : 京都のコンサル会社社社長の徒然草シリーズ

https://longlastingline.com/%e5%83%8d%e3%81%8f%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e4%ba%8b%e3%80%82%e4%ba%ba%e7%94%9f%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e3%82%82%e3%81%ae%e3%80%82

 

 

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